文字を強調する時に多くの人が「太字」にしますが、あまりにも Strong タグを使い過ぎるとペナルティを受ける原因になると言われています。
実際問題、<strong> でも <b> でもあまり関係ないとも言われていますが、噂がある以上は対策をしておきたいところ。
ということで、本当に強調する場所以外を CSS で太字にする方法を紹介しておきます。
Strongタグではなく、CSSで太字にする方法
単純に文字を太字にしたい場合には、CSS で装飾することで WEB 上の文字を簡単に太くできます。
Class名は何でも良いんですが、太字にするということで「bold」にしておきましょうかね。
これを「カスタマイズ」>「追加CSS」にコピペして、文字を太くしたいところを下記のようにするだけです。
<span class="bold">文字を太くする</span>
クラシックエディターなら プラグイン「AddQuicktag」を使って簡単にできますけど、Gutengerg の場合にはいちいち HTML にして入力しなければいけないんですよ。
そのため、Gutenberg で記事を作成している人は Strong タグの太字を多用しないか、もしくは HTML に切り替えて入力するしかないです。
Strongタグは、何個ぐらいまでが良いのか?
太字にできるタグは Strong 以外にもあるんですが、このタグの位置付けや意味って時々変わるんです。
そのため、冒頭でも「言われている」と言ったのは、ちょっと前に言われていたことがいつの間にか変わっている可能性もあるんですね。
<b> に関しては、一度廃止するとまで言われていたこともあるので、あまりタグに振り回されないように CSS で文字の太さを装飾する方がベターな気がします。
Strongタグの使用は3個まで
<strong> と <b> の違いもそこまでないと最近は言われていますが、クローラーに向けて「ここが重要だよ!」という意味を込めて Strong タグを付ける場合には3個までが妥当だと言われています。
その理由としては、検索上位のサイトは Strong タグが2個から3個だったというデータがあるからだそうです。
とはいえ、4個も使ったらかペナルティを受けるというわけではなく、その記事において強調すべきは2個から3個くらいにまとめらるのがベストということなんだということです。
でも、どうしても視覚的にだけ強調したい部分が多いという時には、上記のような CSS を使う方が良いでしょう。
さいごに
Gutenberg で記事を作成している人は、プラグイン「AddQuicktag」にタグを登録して、太字を使うブロックだけ「クラシック」に変える方法が一番簡単かもしれないですね。
Strongタグを使った太字のペナルティに頭を悩ませているという人は、ぜひ CSS を使って対策してみてください。