このサイトへの接続は完全には保護されていません ← 対処法を解説【混合コンテンツがあります】

このサイトへの接続は完全には保護されていません、と Chrome ブラウザの URL 左側に表示されることがあります。

サイトもちゃんと SSL 化させたのに、なんで「このサイトへの接続は完全には保護されていません」って表示されちゃうの?

くま五郎

りょう

サイトを SSL 化させていても、「混合コンテンツ」になっているとそう表示されてしまうよ!

ということで、このサイトへの接続は完全には保護されていませんと表示される理由と対処法、そして「混合コンテンツ」の注意を解説します。

「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示される理由

SSL 化されていないサイトになると、「 保護されていない通信」と URL の左側にハッキリと表示されます。

この場合、WEBサイトに詳しくない人でも「危険なサイトなのかな?」と気づきますよね。

ただし SSL 化しているにも関わらず、「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示されてしまうことがあります。

この「完全には」という部分がキモで、サイト自体は SSL 化されていてもコンテンツのある部分に SSL 化されていないリンクなどがあると、今回のようなアラートが表示されてしまいます。

アラートが表示されるサイトとの違い
  • アラートが表示されないサイト:SSL 化されたサイトで、リンクや画像も SSL 化されたもの
  • アラートが表示されるサイト:SSL 化されたサイトで、リンクや画像が SSL 化されていないもの

URL などの例を使って、もう少し具体的にすると…

もう少し具体的な例
アラートが表示されないサイト
サイト:https://example.com
ページ内のリンク:<a href=”https://example.com”></a>
ページ内の画像:<img src=”https://example.com/upload/abc.jpg”>
 
アラートが表示されるサイト
サイト:https://example.com
ページ内のリンク:<a href=”http://example.com”></a>
ページ内の画像:<img src=”http://example.com/upload/abc.jpg”>

分かりやすく S を赤色にしましたが、SSL 化されていないようなリンクや画像がサイトに混ざってしまうとアラートが出てしまう、つまりダメですよってことになります。

こういった、SSL 化されたサイトにも関わらず、SSL 化されていないリンクや画像などの URL が混ざった状態を「混合コンテンツ」と呼びます。

混合コンテンツの何が悪いのか

「混合コンテンツ」になっている状態のサイトでは、Chrome 以外のブラウザでも安全ではない接続などのアラートが表示されてしまいます。

では、なぜ SSL 対応しているサイトに SSL に対応していないリンクが表示されていると良くないのか。

SSL に対応していないサイトはデータの送受信が暗号化されないので、「情報漏洩」や「フィッシング詐欺」、「不正取引」などにあってしまう可能性が増えますよね。

そんなサイトのリンクなどが貼ってあるページは、上記の被害にあう可能性が含まれていることになってしまいます。

そのため、「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示されてしまう理由になりますね。

「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の対処法

混合コンテンツになってしまう主な理由は、2つあると思うんですよね。

混合コンテンツになる理由
  • 自分のサイトを途中から SSL 化させた
  • SSL 化されていないサイトのリンクを貼った

SSL 化されていないサイトのリンクを貼った場合には気づきにくいと思うんですけど、明らかにサイトを運営している途中で SSL 化したなという人は変更前の記事やページをチェックする必要があります。

なぜかと言うと、SSL 化する前に表示させていた画像などが SSL 化する前の URL のままになっている可能性があるからです。

自分が運営しているサイトを途中から SSL 化した人は、「混合コンテンツ」が含まれていないかしっかりとチェックしておきましょう。

混合コンテンツが含まれているか調べる2通りの方法

混合コンテンツがページに含まれているかを調べる方法は、主に2通りあります。

混合コンテンツを調べる方法
  • カッコよく調べる方法:要素の検証を使う
  • アナログに調べる方法:ブラウザで確認

カッコよく調べる方法:要素の検証を使う

サイトを運営している人っぽくカッコよく調べたい人は、要素の「検証」を使うことで混合コンテンツをあぶり出すことができます。

Chrome のブラウザでページを普通に表示させたら、右クリックなどでメニューを表示させて「検証」を押します。

このサイトへの接続は完全には保護されていません

次に、トップメニューの中にある「Console」のタブにしてください。

すると、混合コンテンツが含まれたページの場合には「Mixed Content」という注意事項が表示されるようになります。

このサイトへの接続は完全には保護されていません

どのリンクが SSL 対応になっていないかを確認することができるので、記事投稿の管理画面から URL を修正して、今一度「検証」で「Mixed Content」の項目がなくなったかを確認してください。

アナログに調べる方法:ブラウザで確認

正直なところですけど、ブラウザを見れば問題ないサイトには「 」が URL の横に表示されるわけじゃないですか。

ということで、ブラウザの URL 部分を見ながら自分が運営しているサイトのページを全て表示させると、混合コンテンツ( が表示されるページ)があるかどうかで簡単に分かりますよね。

このサイトへの接続は完全には保護されていません

まあ、かなりアナログな感じで地味な作業ですけど…

でも混合コンテンツが含まれているかどうか確認するだけだったら、同じことだと思います。

ただ、混合コンテンツが含まれているページを見つけたら、「検証」を使った方が特定は簡単になります。

混合コンテンツはブロックすると Google が発表

段階的にですけど、2020年2月までに混合コンテンツはブロックすると Google が発表しました。

このサイトへの接続は完全には保護されていません

>> No More Mixed Messages About HTTPS

そのため、自分のサイトに SSL 化されていないコンテンツがないのか調べて、含まれている場合には対処しておく必要があります。

とはいえ、対応に焦る必要もありません。

サイトが非表示になるわけではない

混合コンテンツをブロックするということですけど、別に含まれているサイトやページを非表示にしたり、検索結果に表示されないようにするというわけではありません。

今回の処置は、あくまで画像やリンクなどをブロックするということ。画像であれば、画像が表示されなくなるといった形になります。

SEO には影響があるのか

2020年2月以降になって混合コンテンツのページがあっても、SEO の影響は直ちにはないでしょう。

ただ、表示されるべき画像などがないとユーザーが良いコンテンツと評価しなくなるので、結果的にはページの順位などは下がる可能性があります。

合わせて知っておきたい情報

今回は「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示された場合の対処法を紹介しましたが、ついでの情報もまとめておきますね。

そもそも SSL って何?という人

常時SSL化のメリットと重要性【無料でも十分に効果はあります】

この記事でどうすれば良いのか分かったけど、そもそも SSL って何?という人は参考にしてみてください。

以前は 常時 SSL 化にするのはお金がかかっていたんですが、最近は無料で SSL 化できるサーバーも増えているので、まだ SSL 化にしていない人は引越しも検討した方が良いでしょう。

SSL 化だけして満足してしまった人

常時SSL化だけして安心してない?SEO強化するもう1つの追加作業【301リダイレクト】

なんのこっちゃ分からないまま、ひとまず SSL 化しただけって人も多いんじゃないでしょうか。

もし SSL 化だけして 301 リダイレクトの設定をしてない人は、ぜひ対応しておきましょうね。

さいごに

サイトを運営し始めた時から SSL にしていて、リンクも普通に公式サイトのものを表示させていたら、あまり混合コンテンツの心配はしなくて良いと思いますけどね。

ただ、あまり自信がない人は 2020年2月までに少しづつ修正しておきましょう!