と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記のような人が参考になります。
この記事が参考になる人
- ブログの書き方がまだよく分からない
- 記事を書いてもなかなか成果がでない
- ブログを書く時のコツがあれば知りたい
根っから天才的に面白い文章を書けてしまう人も中にはいますが、「読まれる記事」は基本を学ぶことで誰でもマスターできます。
ただ、最初は理解するのに時間がかかる部分もあるかもしれないので、そんなときは実践できることから順番に始めてみましょう。
それでは、最後まで飽きさせないためのブログ記事の書き方を解説します。
ブログ記事の書き方【書くまでの 3 ステップ】
ブログ記事はいきなり書くのではなく、3 つのステップで始めるといいです。
ブログ記事を書くまでの 3 ステップ
では、それぞれを詳しく解説します。
ステップ①:どんな記事を書くのかを決める
ブログを書くうえでとても重要なのは、
の 3 つです。
ターゲットを変えるとキーワードも変わり、キーワードが変わればテーマも変わるので、3 つまとめて考える方が手っ取り早いです。
ステップ①-1:記事のテーマな何か
当記事を例にすると、「テーマ」は「ブログの書き方」として書いています。
決して「ブログの始め方」でもなく「WordPress の使い方」でもなく、「ブログの書き方」なわけです。
テーマを考えるときに重要なのは、なるべくテーマは 1 つに絞るということ。
「ブログの書き方」と合わせて「ブログの始め方」と「WordPress の使い方」書いてしまうと、情報が多すぎて読者が処理しきれなくなってしまいます。
別の情報が混じってしまう場合は、別記事として紹介するようにしましょう。
ステップ①-2:誰をターゲットとしているのか
「ターゲット」や「ペルソナ」は、記事を書くうえでとても重要な要素になります。
なぜなら、書く内容が全く違ってきてしまうからです。
例えば「ブログの書き方」をテーマに考えたとすると、
- ブログを運営して 12 年目
- 10 歳の小学生
- 日本語が苦手な外国人
をターゲットにしたときは書き方が全然違ってきますよね。
ブログを運営して 12 年目の人には専門用語を使いながら戦略的な書き方を教えるべきだし、10 歳の小学生になら文章を短くして極力漢字を使わない方がいいかもしれません。
極端な例ではありますが、「ターゲット」や「ペルソナ」を考える意味はそういうことです。
ステップ①-3:どのキーワードで狙うのか
正直なところ、「キーワード」選びで失敗すると撃沈します。
そこで、できるだけ失敗しないようにする選び方を知っておくといいでしょう。
キーワード選びに便利なツール 3 つ
闇雲にキーワードを決めると撃沈するので、「どのようなキーワードが使われているか」「どのくらいのボリュームか」を最低限は確認しましょう。
キーワード選びに便利なツールは、
ラッコキーワードでは、ユーザーがどのようなキーワードを使って検索しているのか簡単に分かるツールです。
意外なキーワードが見つかったりもするので、まずはラッコキーワードで検索をかけてみるといいでしょう。
また、Google で検索すると自動的に他のユーザーが検索している内容を表示してくれるのが、「Google サジェスト」という機能になっています。
入力欄を使っているときやページの下部に表示されるので、ユーザーがどのような単語で検索をかけているのか分かります。
そして、ユーザーがどんなキーワードを使っているのかを見つけたら、そのキーワードがどのくらいのボリュームなのかを「キーワードプランナー」で調べてみましょう。
「キーワードプランナー」は Google 広告の機能の一部で、WEB 広告を出稿するときにも役立っています。
「キーワードプランナー」でキーワードを入れてみると、月間でどのくらい検索をかけられているかが分かります。
ブログのレベルに合わせてキーワードを決める
キーワードを選ぶうえで、初心者は「ロングテールキーワード」をまずは狙っていきましょう。
「ロンテールキーワード」とは、検索ボリュームが少なく、複数の単語を組み合わせたキーワードを言います。
1 単語で検索の上位に表示される記事は、基本的に有名なサイトしかありません。
そこに割って初心者が書いても読まれないだけになるので、初心者は検索ボリュームが少なく、複数の単語を組み合わせたキーワードを狙っていきましょう。
そうすることで、読まれる回数が確実に増え、記事としての評価もちゃんと付いてきます。
そのため、ブログが育っていない場合にはキーワードのボリュームを確認し、「ロングテールキーワード」で記事を書いていきましょう。
ステップ②:記事構成を考える
キーワードが決まったら、次は「記事構成」を考えましょう。
というのも、文字をいきなり書き始めるのではなく、構成を最初に考える方が記事がまとまりやすくなるからです。
もちろん構成がしっかりしていれば、読者にとっても読みやすくなるメリットがあります。
例えば、構成として有名な PREP 法で考えると文章が書きやすいでしょう。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
先に「結論」を言ってから「理由」を述べ、読者が理解しやすいように「具体例」を交えて解説して再度「結論」で締めるという構成です。
他にも、
おすすめ 5 選を紹介する構成
- 基本情報を紹介
- おすすめ商品を 5 つ紹介
- メリット・デメリットを明確化
- 本当のおすすめを 1 つ紹介
とするのもいいかもしれませんね。
ひとまず、先に記事の全体像を測らないと構成がうまくいきません。
構成を作るうえでのコツ
構成を考える時には、「タイトル」と「記事の概要」、そして「見出し」から考えると自分の考えもまとまりやすいです。
【タイトル】
頭が良くなるラーメン 3 選
【記事の概要】
麺やダシの成分から、どれを食べると頭がよくなるのかを紹介する。
【大見出し】ラーメンの基本情報
【大見出し】頭が良くなるラーメンを 3 つ紹介
【中見出し】醤油ラーメン
【中見出し】味噌ラーメン
【中見出し】塩ラーメン
【大見出し】最も頭をよくするラーメンの食べ方
頭が良くなるラーメンなんてあるのかは知りませんが(笑)、このように「骨組み」を先に作ってから本文を肉付けしていきましょう。
初心者でも10倍売れるアフィリエイト記事の書き方【テンプレート3選&例文で解説】
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ステップ③:記事の本文を書く
「キーワード」と「構成」が完成したら、あとは記事を書いていくだけです。
もちろん書いていて補足情報が必要になったり、文章が異常に長くなってしまう場合には、別の記事を作ってリンクを張るといいでしょう。
基本的には、読者にとって分かりやすいことが重要です。
それでは次に、ブログ記事の本文を書く時に知っておきたいコツを紹介しておきましょう。
ブログ記事の書き方 10 のコツ
普段から文章の作成が得意だという人でも、ブログの書き方にはいくつかのコツをおさえておく必要があります。
意識するだけで格段に読みやすくなるので、ぜひ頭に叩き込んでおきましょう。
ブログ記事の書き方 10 のコツ
それでは、それぞれを詳しく解説します。
コツ①:見出しにはキーワードを入れる
無理やり入れ込むと変な見出しになる場合は入れる必要ないですが、見出しには「キーワード」を入れるようにしましょう。
なぜかというと、見出しも検索結果に影響が出るからです。
というのも、プラグインなどを用いて「目次」を表示させると、自動的にサブタイトルのように検索結果へ読み込まれるようになっています。
つまり、検索結果に影響が出ている証拠ですね。
そのため、見出しにはできるだけキーワードを含めましょう。
コツ②:1 文を長くしないようにする
なるべく、1 文を長くしないようにしましょう。
例えば、こんな 1 文だとしましょう。
キリンは首が長い動物だが、首を長くしたかったからそう進化したわけではなく、突然変異がランダムに生まれて、その結果として高い枝の葉っぱを食べれたキリンが残りました。
書物ではこのくらいの長さは当たり前ですが、ブログや WEB 上での文章としては長く感じるはずです。
そのため、句読点は 2 個くらいに収まるようにしが方がいいです。
先ほどの例文を少し修正すると、
キリンは首が長い動物だが、首を長くしたかったからそう進化したわけではありません。
突然変異がランダムに生まれて、その結果として高い枝の葉っぱを食べれたキリンが残りました。
とした方がスッキリ読めるはずです。
実際のデータなんですが、昨今は SNS の普及により 1 文が長いだけで嫌になる人が増えているそうです。
そういった観点からも、1 文はなるべくコンパクトにしましょう。
コツ③:適度に改行をする
「1 文を長くしない」に似ていますが、適度に改行をしましょう。
というのも、これも SNS の影響で、文章がつながっている状態を見ただけで嫌になる人も多くなっているそうです。
そのため、PC 表記であれば 2 行くらいに、スマホ表記なら 3 行くらいで改行するようにしましょう。
コツ④:漢字を極力なくす
これも統計的になんですが、漢字が多いというだけで読むのが疲れる人は多いそうです。
とはいえ、あまりにも「ひらがな」ばかりにしてしまうと幼稚っぽくなり、説得力に欠けてしまいます。
そんなときは、以下の部分などを「ひらがな」に変えてみましょう。
- 事 → こと
- 時 → とき
- 為 → ため
- 等 → など
- 無い → ない
- 良い → いい
- 易しい → やさしい
それだけで、だいぶ漢字の占める割合が減ります。
コツ⑤:専門用語の使用は対象者を考えて使う
よく「専門用語は使わないようにしましょう」と言われていますが、それはターゲットが超初心者の場合だけです。
実際には、「専門用語の使用は対象者を考えて使う」が正しいです。
というのも、上級者に向けた記事において専門用語を使わないで説明すると、逆にだらだらと無駄な説明が増えてユーザー目線から外れてしまいます。
でも初心者に専門用語を使ってしまうと意味を理解してもらえなくなるので、専門用語を使わずに別の言い回しや比喩などを用いた方がいいでしょう。
コツ⑥:リストや図をなるべく使う
文章はただ文字を読むだけのように感じますが、無意識に息継ぎしながら読んでいる人は多いです。
そのため、「休憩」の意味で「画像」や「図」を適度に入れてあげるといいでしょう。
また、難しい内容は文字で説明するより「リスト」や「グラフ」、「図解」の方が分かりやすくなる場合があります。
読者に飽きられないように、適度に「リスト」や「画像」を入れましょう。
コツ⑦:同じ語尾は連続させない
語尾を統一させることは大切なのですが、あまりにも同じ語尾を連続させるとくどくなってしまいます。
例えば、
ブログは、キーワード選びが大切です。
また、構成を考えることも大事です。
だから、ブログは書き始める前が重要です。
としたとしましょう。
くどさもありますが、ちょっと幼稚なイメージを持たれてしまう可能性もあります。
そんなときは、
ブログは、キーワード選びが大切になります。
また、構成を考えることも大事。
だから、ブログは書き始める前が重要です。
のように変えてみるといいでしょう。
コツ⑧:「こと」「もの」「という」は極力使わない
初心者ブロガーの文章ではすごく多いのですが、「こと」と「もの」、「という」を極力使わないようにしましょう。
例えば、
- この現象は、とても稀なことだと思います。
- 以下には、2 つのものがあります。
- 一番大切なのは「始める」という姿勢です。
これらは特に違和感はないはずですが、「不要」であったり「置き換え」が可能です。
修正すると、
- この現象は、とても稀です。
- 以下には、2 つの選択肢があります。
- 一番大切なのは「始める」姿勢です。
「こと」や「もの」、「という」は文章を曖昧にしつつ、無駄に長くする傾向にあります。
そのため、削除するか明確な言い方に変えるといいでしょう。
コツ⑨:記事を超大作にしない
Twitter などで「数日かけて 2 万文字の記事を完成させた!」といった投稿を見かけるときがありますが、超大作の作成はあまりおすすめしません。
なぜなら、それだけ長い文章を読みたいと思う人はどれだけいるでしょうか。
むしろ、あまりに長い文章の場合には無駄が多すぎる場合も大いにあります。
そのため、
- 3000 文字から 1 万文字くらいに収める
- ボリュームが多いなら別記事にする
ようにしましょう。
コツ⑩:ひとまず寝かす
トレンド記事や日記ブログでは別ですが、記事を完成させたらひとまず寝かせましょう。
一晩ほど経ってから読み返してみると、アラが見つかったり不十分な箇所が表面化してきます。
そのため、書き終わってから最低でも 1 時間くらいは置いてから、文章を読み返して修正しましょう。
ブログ記事の書き方と同じように大切な「心得」
ブログの書き方としては以上となりますが、合わせて 3 つの大切な「心得」も紹介しておきます。
ブログ記事を作成するうえでの「心得」
最低限はマスターしておきたいブログの書き方やテクニックもありますが、これらを常に意識しながら記事を作成してみましょう。
読み手のことを考えて書く
ブログの書き方を調べると、誰もが「読み手のことを第一に考えなさい」と言っているはずです。
なぜなら、多くの人が「自分の書きたいこと」を書いているからです。
とはいえ、他のブロガーが言うように「必ず問題を解決する記事を書きなさい」とも思っていません。
大切なのは、「読み手が満足すること」を書くです。
情報やノウハウを紹介する記事なら、読み手が 120% 満足する解決策を紹介してあげるといいでしょう。
ファンやフォロワーが集まるブログなら、ファンが喜ぶ投稿をしてあげればいいでしょう。
そのため、どのような属性の人が記事を読んでくれるのかを考え、その人たちが満足する記事を書きましょう。
勝とうとしない
ブログには「SEO 対策」が不可欠ではありますが、絶対に勝とうとしないことが大切です。
例えば以前に、被リンク(第三者の記事にリンクを貼ってもらう行為)が多ければ多いほど SEO 的にサイトが強くなる時代がありました。
そのため、他のサイトや検索順位で勝つために、多くのサイトがお金を出してまで嘘の被リンクまで購入していました。
しかし、今ではこの行為をすると逆に Google 側が評価を下げてしまいます。
何が言いたいのかと言うと、その時々で他のサイトに勝つための裏技などが出回ったりしますが、最終的には負けるか他の人も真似して埋もれるかです。
それより、長い目で見て「負けない対策」をしましょう。
例えば、
- 読者のストレスとならないように表示スピードを改善する
- 読者が読みやすいような文章やコンテンツにする
- 権威性をあげ、ブランディングをする
といった感じですね。
負けないように、自分の質を高めましょう。
他のブログを意識しすぎない
Twitter などで、同じ時期に始めた別のブロガーの方が先に活躍して焦っている人をよく見かけます。
でも、それなりに早く活躍し始めた人に限って、意外といつの間にか消えていたりするものです。
やはりなかなか目が出ないために色々調べて、苦労して、それでもコツコツと続けている人の方が息が長いです。
他のブログのいい所を真似たりするのは OK ですが、活躍度合いとか収益などは気にする必要は全くありません。
それより、書いていて心地よくなる自分らしいブログにしましょう。
ブログ記事を書く時に一番大切なこと
最低限の基本を紹介しましたが、慣れてくると何も意識せずに自然とできるようになります。
当記事を総括すると、
- 読者が満足できる記事を書こう!
につきます。