そんな悩みにお答えします。
この記事で分かること
- 自動広告の表示数を調整する方法
- 広告の位置や視認性について
- 表示速度を上げる他の対策
外部のものをページに表示させたりすると、サイトの表示速度が遅くなってしまいます。
それでは、アドセンスを表示させながらサイト表示を最適化させる方法を紹介します。
表示速度が遅くなる理由の 1 つが「アドセンス」
アドセンスを表示させていて、遅くなる理由が 2 つあります。
表示が遅くなる理由
- 表示させている数が多い
- 表示させている位置が悪い
この2つを調整するだけで、かなり改善されます。
アドセンスの「自動広告」がかなり重い
アドセンスには、広告の位置や表示するタイミングを自動化してくれる「自動広告」というシステムがあります。
表示速度が遅くて「自動広告」を適用させていたら、まずここから手をつけましょう。
主に改善すべきことは、表示させる広告の数。
その理由は、表示させる広告が多ければ多いほど、表示速度が遅くなってしまうからです。
「自動広告」を適用していると、デフォルトではできる限り広告を表示させようとします。
そのため、まずはアドセンスの表示回数を調節しましょう。
表示回数を調節するには、「アドセンス > 広告 > サマリー > ドメインの (編集)> 広告の読み込み」で表示させる広告の数を調整してください。
有名なブロガーほど広告表示が少ない?
様々な有名なブロガーを記事を読んでいると、ある共通点があるんです。
それは、アドセンス表示がとても少ないこと。
これはアドセンスで収益を上げるより、広告表示が目障りで離脱しないようにすることを優先していると考えられます。
有名なブログでは、アドセンスをどのように表示させているのか、ちょっと覗いてみると勉強になります。
アドセンスをサイドバーに表示させるのも評価が下がる
サイトのパフォーマンス計測ツール「GTmetrix」で評価を見てみると、YSlow Score の方が異常に低くなることがあります。
YSlow Score の評価だけが低い場合、サイドバーにあるアドセンスを削除してみてください。
すると、それだけで評価が急激に上がります。
自動広告を止めて、特定の位置にだけ表示させるのもアリ
アドセンスは、広告表示させる度に競売をしている状態なので、自動広告を止めるだけでもサイトの表示速度は上がります。
そしたら、なるべく記事内に広告が表示されるように配置しましょう。
特に、「視認性」を意識して広告を表示させる必要があります。
「視認性」をあげるアドセンスの配置
「視認性」とは、読者が広告の 50% 以上を 1 秒間見たかどうかのことを言います。
もし、ブログのフッターに広告を表示させたとしましょう。
記事の途中で読者が読むのやめてしまったら、広告は全く表示されなかったことになりますよね。
広告は読者に見られて初めて意味があるものなので、「記事の冒頭」や「文章の合間」に表示させることが好ましいとされています。
詳しいことは、視認性を上げるアドセンスの設置場所は?【収益アップにつながります】の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アドセンスの改善以外にもある表示速度の最適化
アドセンスを最適化して、サイト表示を改善する方法を紹介しました。
他にも表示速度を改善する方法がるので、少しばかり解説しておきましょう。
画像のサイズやフォーマットを最適化する
画像をそのまま表示させたりすると、ページの容量全体が大きくなって表示速度が遅くなってしまいます。
サイトが表示される幅は限られているので、画像の大きさを調整しましょう。
また、画像を軽くする「次世代フォーマット」があります。
まだ問題点も少しありますが、フォーマットを最適化することでサイト表示を早くすることが可能となります。
詳しくは、次世代フォーマットでの画像の配信【解決してWordPressを高速化】の記事で解説しています。
プラグインを使って表示速度を改善する
表示速度にかなり影響するプラグインが、「キャッシュ系」と言われるタイプのもの。
キャッシュの機能を利用して表示速度を早くしてくれるというものですが、サーバーやテーマによって利用できないものがあるので利用には注意が必要です。
mixhost などの LiteSpeed Webサーバーを採用しているようなサーバーの場合は、専用のプラグイン「LiteSpeed Cache」を使いましょう。
エックスサーバーなど他の場合には、「WP Fastest Cache」がおすすめです。
さいごに:アドセンスを最適化して表示を早くしよう
以上で、アドセンスを表示させながらサイト表示を最適化させる方法を解説しました。
アドセンスの表示回数を減らすと、それだけ広告がクリックされる可能性が下がってしまうので、数を減らすのにはかなり躊躇するはずです。
ただ、サイト表示が遅くなったことによって PV 数が減るのも問題なので、バランスの良い調整をしてみましょう。