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アドセンス収益アップに繋がる「視認性」とは?【配置を最適化させよう】

2020-04-22

アドセンス収益をアップさせるには「視認性」が重要らしいんだけど、いったいどうしたらいいんだろう...

 

と困っている人もいるでしょう。

そこで、この記事では下記の内容を解説します。
 

 この記事で分かること 

  • アドセンス収益をアップさせる「視認性」とは
  • サイトの視認率を確認する方法
  • 視認率を上げる効果的な広告の配置場所

 

アドセンスは、どこか適当に表示させれば良いというワケではなく、広告が表示される場所・タイミングによって収益が変わってきます

そのため、アドセンスの公式サイトとしても、視認性を高めることをおすすめしています。
 

ということで、収益をアップさせるための設置場所や視認率の確認方法を解説します。

アドセンス収益アップに不可欠な「視認性」とは


 

まず「視認性」を簡単に説明すると、

ちゃんと目で見て確認ができる状態

のことを言います。
 

アドセンスにおいては、公式のヘルプでこのように定義されています。
 

視認可能なインプレッションの条件を「広告のピクセルの 50% がブラウザ ウィンドウで連続 1 秒間視認可能」と定義しています
引用元:https://support.google.com/adsense/answer/4510652?hl=ja

 

つまり、閲覧者がサラッとスクロールや非表示にしてしまうと、「視認性」が低いと判断されてしまいます。
 

「視認性」が低いと収益にどのような影響が出るのか

「視認性」が低いとどうなるのかというと、「広告」としての役目を果たしていないということになります。
 

これは、広告主にとっても好ましくない状態ですし、サイト運営者にとってもアドセンスを貼っている意味がありません。

なので、視認率が低い広告に対しては、広告主が入札単価を低くすることがあります。
 

そうなると、回数としては表示されていても視認率が低いと思うように収益が上がらないということになります。

【参考】視認性が重要な理由

そのため、収益を最大限に上げたい場合には「視認性」を上げる必要があります
 

では、どうやって自分のサイトの「視認性」を確認するのか?
 

アドセンスのレポートで「視認率」を確認してみよう


 

自分のサイトでは、どのくらい「視認率」が高いのか確認してみましょう。
 

確認する方法は、

  • アドセンスを開く
  • メニューから「レポート」を開く
  • 「アクティブビュー視認可能率」の項目で割合を確認

となります。
 

国内メディアの現状として、2020 年 4 月の Google による報告では 67% の広告が閲覧者に全く認知されていなかったそうです

自分のサイトはどのくらい「視認率」があるのか、定期的にチェックして割合をチェックしておきましょう。
 

「視認性」を上げる効果的なアドセンスの設置場所


 

アドセンスの設置場所として、昔から「記事の最後に」というのが定説です。

ただ、記事の最後まで読まないという人は多いので、「視認性」の観点からすると疑問もあります。
 

なぜ「視認性」が重要なのかというと、

広告をちゃんと見られて、初めて意味がある

ということ。
 

記事の最後に表示させていては、広告を見てくれてない可能性も高いということになります。

そのため、確実に広告を見てくれる位置に配置することが重要となってきます。
 

PC 画面でのオススメの設置場所

PC 画面での視認率が高くなる場所は、

メインコンテンツの近く

になります。
 

例としてニュースサイトのレイアウトを紹介すると、メインコンテンツと同じ位置に設置すると視認性は上がります。


 

トップに広告を表示させると一見「視認性」は高そうですが、メインコンテンツの方にすぐスクロールされるので、思ったより高くないようです。

そして、記事の下へスクロールするほど視認率は低くなり、フッター近くに表示させる広告は「視認率」がほとんどありません。
 

このことから、「視認率」を高くするのであれば、記事の出だし辺りに広告を表示させる方が効果的です。
 

スマホ画面でのオススメの設置場所

ファーストビューで画面のトップに表示しているサイトは多いと思いますが、PC 画面の時と同じ考えで、すぐにスクロールされるので思ったより「視認性」はよくありません。
 

そこで、ファーストビューの下部に広告を表示させたところ、eCPM が 20% も上がったという事例があります

どろいもん
eCPM とは、広告が1000回表示された時に広告費がいくらになるか、という予想金額のこと。RPM と同じで、数値が上がると収益も上がる予想になります。

 

このことから、「視認率」を高くするのであれば、ページを開いた時にちょうど下部に表示される位置に広告を表示させる方が効果的です。
 

ページ内で「視認率」が高い場所を探す方法

オススメの場所をいくつか紹介しましたが、サイトのデザインやジャンルによって多少の違いはあります。

そのため、自分のサイトではどの場所に広告を表示させると「視認率」が高くなるのか、データを解析してみると良いでしょう。
 

方法としては、判別しやすいように別の名前をつけた「広告ユニット」をいくつか作って、数週間データを取得してみること。


 

すると、どこにアドセンスを配置すると「視認率」が高くなるのか、RPM も上がるのかが分かります。

かなり地道な作業ではありますが、余裕がある時に試してみましょう。
 

視認性を上げて収益をアップさせよう

以上で、収益アップに繋がる「視認性」について解説しました。
 

「視認性」を改善するだけで、入札額が変わってくるので収益もガラッと変わってきます。

逆に、適当にアドセンスを貼っているだけでは、かなり機会損失になっている可能性があります。

どろいもん
得られる可能性がある収益を、みすみす見逃している状態になりますからね。

 

ある程度の PV 数が増えてきたら、アドセンスの「視認性」を意識して広告の貼り付けを行ってください。

【参考】ディスプレイ広告の視認性を決める 5 つの要素(英語)

  • この記事を書いた人

どろいもん

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