今となっては誰もが知っている「ハッシュタグ」なんですが、実は登場してからまだ10年足らずなんですよね。
今年2017年の8月23日で、ハッシュ タグ が誕生してからちょうど10年経ったことをご存知でしょうか?
Twitter 上で初めてハッシュタグが使われて以降、様々なSNSで利用されるようになったとされています。引用元:https://ferret-plus.com/8217
そんなハッシュタグなんですが、検索の要素として広く使われているので、「付け方」によってはより多くの人に見てもらえる可能性を持っています。
ただ、どんなハッシュタグを付ければ良いのか悩んだりしませんか?
そんな時に便利なツールが、「Ritetag(https://ritetag.com/)」。
東日本大震災の時に大活躍した Twitter だったのですが、情報が分散してしまったコトを受けて的確なハッシュタグを表示できるように開発されたツールなんです。
Twitterのハッシュタグ生成ツール「Ritetag」
「Ritetag」は、Twitter と連携させるコトで細かいデータを見れたり、スケジュール投稿を設定して日時指定するコトもできます。
ただ、こういった機能は有料。
でも、純粋に拡散されるハッシュタグを生成したいだけなら、無料でも検索するコトはできるので安心してください。
会社で SNS 担当になっているような人は、有料サービスを利用しても良いかもしれないですね。
Ritetagの登録方法
「Ritetag」に登録する方法は、解説する必要がないほど簡単です。
まずは「Ritetag」にアクセスして、画面右上にある「Sign up」をクリック。
するとポップアップが出るので、「Sign up with Twitter」をクリック。
そして同じブラウザで Twitter にログインしている場合には「連携アプリを認証」、ログインをしていない場合には「ID」と「パスワード」を入力すれば完了です。
登録した後の使い方
登録自体はとっても簡単で、連携が完了するとこんな画面が表示されます。
右側では文字を、左側では挿入する画像を読み込んで適切なハッシュタグを自動的に生成してくれます。
ただ、難点が1つ。
日本語で文章を入力しても、うまく作動してくれません。日本語を入れる場合には、1単語だけ検索欄に入れて「Suggest hashtag」をクリックしてください。
[say]こうなると正直、日本人には有料にするメリットがあまりないかもしれない...[/say]
ただ、英文だとオススメのハッシュタグが表示されるので、海外向けに発信している人にはかなり便利です。
無料でRitetagを使ってみる
「Ritetag」を登録する方法と登録した人がハッシュタグを生成する方法を紹介しましたが、単にハッシュタグを生成するだけなら無料でも十分に可能です。
検索する方法は、とっても簡単。
「Ritetag」にアクセスして、トップ画面の上部にある「Search for hashtag」という欄に文字を入れて検索するだけ。
例えば、「ランチ」という単語で検索してみたとしましょう。
すると、ズラーっと検索にかけた単語に関連するハッシュタグが表示されます。
該当するハッシュタグがある場合には、5つのカテゴリーに分かれた状態でハッシュタグが表示されます。
[box class="box26" title="ハッシュタグのカテゴリー"]
- Use these hashtags to get seen now
- Use these hashtags to get seen over time
- Good only for Instagram
- Do not use these hashtags, your tweets will disappear in the crowd
- Do not use these hashtags, very few people are following them
[/box]
一応 5 つなんですが、関係するのは 4 つ。
3 つ目の「Good only for Instagram」はインスタグラムのみで使った方が良いハッシュタグなので、気にするコトはないです。
Use these hashtags to get seen now
最初に表示される黄緑色のタグがついたカテゴリーは、「即効性のある」ハッシュタグが表示されます。
Use these hashtags to get seen over time
紫色のタグがついたカテゴリーは、「そのうち見られる程度」のハッシュタグが表示されます。
Do not use these hashtags, your tweets will disappear in the crowd
赤色のタグがついたカテゴリーは、「埋もれるから使わないように」というハッシュタグが表示されます。
「ランチ」のように表示されない場合もありますが、今回のように「洋楽」で検索すると画像のように表示されるコトがあります。
Do not use these hashtags, very few people are following them
灰色のタグがついたカテゴリーは、「使っている人がほとんどいないから使わないように」というハッシュタグが表示されます。
Twitterにはハッシュタグがない方が良い?
「Ritetag」を紹介しておきながらなんですが、Twitter にはハッシュタグがない方が好感が持てるというデータがあるようです。
2017年のデータを公表しているのは、Mention という会社。
まずは絵文字やハッシュタグがあった場合に、絵文字は好意的な印象があるのに対し、ハッシュタグはエンゲージメントに効果がないというデータが出たようです。
Twitter users have access to a few basic features to make their posts more interesting. Hashtags let users similar tweets, handles let them tag other users directly, and emojis add tiny characters to a post.
Since one key reason users include these features in their posts is for engagement, we wanted to see if which ones actually help the most.
As you'll see in our section on hashtags, these seem to have a negative effect on engagement. And while, on average, posts with no extra features receive the most engagements, emojis and handles don't appear to overly affect engagement rates for the worse.引用元:https://mention.com/en/reports/twitter/engagement/#4
そして、驚くべきはハッシュタグの数との関係性。
ハッシュタグをいくつ入れた投稿が最もエンゲージメントがあったと思いますか?
データによると、数が多ければ多いほどエンゲージメントが減る傾向にあったそうです。
つまり、ハッシュタグは「0」が最も良い結果が出たというコト。
For Twitter marketers, hashtags are seen as a valuable tool. It makes sense that by grouping your posts with others, your posts become easier to find. And the easier they are to find, the more likely it is that people will like, retweet, or reply.
But as you can see, using hashtags does not appear to increase Twitter engagement. In fact, the median number of engagements goes down with each hashtag added.
Note: We've used the median to mitigate the effects of very large Twitter accounts that may not use hashtags. If we use the average, the results are even more stark. 引用元:https://mention.com/en/reports/twitter/hashtags/#3
拡散されやすいハッシュタグツールを紹介しておきながらなんですけど、データとしてはハッシュタグを使わない方が良いようですね。