と気になっている人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を解説します。
この記事で分かること
- 「写真AC」で 1 年間稼げたポイントの実録
- どんな写真がダウンロードされやすいのか
- 撮った写真を「写真AC」へ投稿するときの注意点
「写真AC」では、画像素材を誰でも無料ダウンロードできますが、スマホや一眼カメラで撮った写真を投稿して小銭稼ぎも出来ちゃいます。
実際にどんな感じで稼げるのか、始める前ってちょっと気になりますよね。
それでは、実際のデータを紹介しながら「写真AC」は稼げるのかを解説します。
「写真AC」はホントに稼げる?1年間の収益を公開
結論からまず言うと、「写真AC」は傾向と対策をしっかりすれば稼げると言えます。
僕が実際に、2021 年の 1 年間に得たポイントを公開しておきましょう。
1 年間に得たポイントは 22,039 pt。
1.00 pt が 1 円となるので、約 22,000 円の収益となります。
これを少ないと思うか、それとも多いと思うか。
現在は、トータルで写真を 500 枚ほど投稿しています。
でも実はこれ、昨年は新しく 40 枚しか投稿してません。
しかもその内訳は、20 枚が新しく、そして 20 枚はずっと前に旅行した時の写真を投稿しただけです。
2021 年によくダウンロードされた写真は?
実際に「写真AC」にクリエイターとして登録したのは、2016 年 7 月なのでそこそこ前ですね。
基本的に旅行先で撮影した写真を投稿してることが多いので、建物とか景色、小物の写真が多めです。
2021 年によくダウンロードされていた写真は、
- 金銀銅メダルの写真
- エアコンの写真
- 音楽フェスの写真
という感じです。
オリンピックがあったことと、音楽フェスの中止かどうかが話題になったことなどから需要があったのかもしれないです。
1 枚の写真でどれくらい稼げているのか
実際に 1 枚の写真のポテンシャルはどんなものか、ちょっと気になりますよね。
例えば、「エアコン」の写真。
この写真、エアコンを買い換えた時に当時持っていたコンデジ(CANON の IXY)でちょっと記念に撮っただけのものなんです。
合計で 2743 DL で、1 DL ごとに 3.25 pt つくので、約 8,900 円ほどこの写真だけで収益を得たことになります。
あと、「音楽フェス」の時に撮った写真。
この写真、サマーソニックへ行った時の撮影に失敗した写真なんですよ。
本当はアーティストを撮りたかったんですけど(本当はダメよ)、ちょうど照明がめちゃ明るくなってステージが見えなくなっちゃったんです。
でも合計で 2243 DL なので、約 7300 円ほどの収益を得たことになります。
稼げている人はどんな感じなのか
僕は趣味にも満たない程度のカメラ好きなので、旅行の時や暇つぶしに撮影しているくらいです。
でも、ガチでやっている人はどんな感じなのか少し紹介しておきましょう。
画像の投稿数で見ると、一番多い方で 43,000 点以上も投稿されています。
そして、一番多くダウンロードされている方は 3,690,000 回以上となっています。
これ 1 DL につき 3.25 円で単純計算すると、11,992,500 円。
つまり、約 1200 万円!
でもね、この一番多くダウンロードされている FineGraphics さんは人物画像(1 DL につき 11 円)ばかりなので、上記の金額の 3 倍以上は稼げているかもしれません。
実際に「写真AC」でよくダウンロードされている写真は?
「写真AC」では実際に、どんな写真がダウンロードされやすいのか気になりますよね。
傾向としては、
- 人物が写っている
- 全体的に明るい・ハッキリしている
- サムネイルなどに使いやすい構図
- キーワードが適切に設定されている
という感じです。
傾向①:人物が写っている
人物が写っている写真ってインパクトが違うので、やはりダウンロードはされやすいですよね。
しかも、通常の写真であれば 1 DL につき 3.25 pt ですが、条件が揃っていれば人物写真の場合は 11 pt も貰えます。
なので、ダウンロードも多くされつつ、収益も多くなります。
ただし、人物写真を投稿するには被写体となる人物から撮影する許可と写真の使用を同意してもらう肖像権使用許諾書(モデルリリース)が必要となります。
傾向②:全体的に明るい・ハッキリしている
どうしたって「映える」写真をユーザーは使いたいので、暗かったりボケボケの画像は一般的に好まれません。
そもそも意図的にボケを活かした写真でない限り、審査の時点で落とされてしまいますけどね。
なので、撮影した写真が思っていたより暗かったりした場合は、デザインツールなどを使って少し明るく編集しておくといいでしょう。
傾向③:サムネイルなどに使いやすい構図
写真を撮る時に、ある程度は「構図」を意識しながら撮影しておくといいでしょう。
というのも、画像素材を欲しがる人の層って限られますからね。
例えば、
- YouTuber などのサムネイルを作成するため
- ブログのアイキャッチなどに使うため
- インスタの投稿に使うため
- 募集などのチラシに使うため
- プレゼン資料に使うため
などでしょう。
なので、タイトルなどを入れやすい構図にしたり、上記のような時に使いやすい動きを意識した画像を作成するのもいいでしょう。
傾向④:キーワードが適切に設定されている
「写真AC」では、投稿された写真を AI を使って内容を読み取ったりはしていません。
すべて、投稿者が設定した「キーワード」を元に検索結果に反映されるようになっています。
たまに「キーワード」を全然入れていない人もいますが、検索結果に表示されなくなってしまうので勿体ないんですよ。
ユーザーも、探してくれるのもせいぜい結果の 3 ページまでぐらいでしょう。
なので、競合写真がどんなキーワードを設定しているのか、事前に調べておくといいです。
素材向けに写真を撮る時に気をつけること
「写真AC」のサイトに表示してもらうためには、まず審査に通らなければなりません。
そのためには、「禁止事項」をしっかりと把握しておく必要があります。
禁止事項としては、
- 服や商品の一部にロゴ、商品名、キャラクターが写っているもの
- 航空会社が特定できる飛行機の機体
- ナンバープレートが写っている車
- 自分が撮影していない写真
- 許可を得ていない建物や私有物
- ボケや暗すぎるなどの基準に満たないもの
- 切抜きパス付きの JPG 画像
- 本人からの許可を得てない人物が写っているもの
になります。
人物の顔や車のナンバープレートは修正すれば OK
僕も何枚か街中などの写真を投稿していますが、遠目とはいえ人物が写っている写真もあります。
そういった写真は、顔の部分だけを判別がつかないようにボヤかしています。
また、車のナンバーも個人を特定できてしまうので、同じようにボヤかしています。
「禁止事項」に引っかかりそうな画像の場合は、デザインツールを使って修正すれば OK です。
人物が特定できるような写真は「モデルリリース」を
先ほどもチラッと解説しましたが、被写体となる人物からは同意書となる「モデルリリース」の提出が必要となります。
これは、子供であっても同様です。
とはいえ難しい手続きが必要というわけではなく、「写真AC」で用意されている書類を使ってサインなどをしてもらい、それをアップロードするだけです。
どんな書類なのか気になった方は、「モデルリリース申請」のページを参照ください。
撮影して良い場所かをしっかりと確認する
どんな場所のものでも投稿できるわけではなく、撮影自体が許可されていなかったり、撮影は OK でも個人目的以外での使用は許可されていない場合もあります。
「写真AC」では、以下の施設が公開不可となっています。
平等院、銀閣寺、伊勢神宮、法隆寺、日光東照宮、善光寺、出雲大社、ディズニーランド、マザー牧場、ユニバーサルスタジオ、ハウステンボス、佐賀バルーンフェスタ、ファーム富田、プロジェクターマッピング、太陽の塔、アートアクアリウム、皇居、横浜及び神戸の西洋館・異人館の敷地内及び内部、世界遺産に指定された長崎の教会群の敷地内及び内部、網走刑務所
上記はあくまで一例なので、神社や商業施設などでは必ず確認してからにしましょう。
結論:写真AC に投稿しておいて損はないです
最終的な結論としては、「写真AC」に投稿しておいて損はないです。
むしろ、自分が撮った写真を無料でストックさせつつ、お金も貰えちゃってるって感じですね。
「さっそく始めてみよう!」と思った方は、まず「写真AC」のダウンロードサイトでアカウント作って傾向を見てから始めてみましょう!
※ 当記事で紹介している 1 DL あたりのポイント数やランキングのデータは、2022 年 1 月現在のものとなります。実際のポイント数などは、公式サイトにてご確認ください。