と探している人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を紹介します。
この記事で分かること
- 請求書が簡単に作成できる 5 つの無料サービス
- 請求書を作成する時に気をつけた方がいいこと
フリーランスや副業を始めると、「請求書」を個人で作成する機会が増えてきます。
もちろん Excel や Word を使って作成もできますが、実は簡単に請求書が作れる無料サービスはたくさんあります。
それでは、無料で請求書作成できるサービスをご紹介しましょう。
無料で請求書作成できるおすすめサービス 5 選
有料プランも存在するサービスも中にはありますが、請求回数や登録先が少なければ無料のままでも十分に利用できる請求書作成サービスはあります。
取引が増えれば有料にした方が良い場合もありますが、フリーランスや副業を始めたばかりの時は無料プランから始めてみましょう。
サービス①:INVOY(インボイ)
まず最初に紹介するのが、今や 7 万ユーザーの登録を突破したクラウド請求管理サービス「INVOY(インボイ)」。
基本的に無料で全ての機能を利用できるようになっているので、個人レベルならこのサービスを使えば問題ないでしょう。
有料プランは、一ヶ月間に 5000 枚以上の発行または 10 億円の取引からとなっているので、個人では有料プランが必要になることはまずないと考えていいでしょう。
無料で使える主な機能は、
- メールに添付して書類を送信
- 郵送代行サービス(161 円(税込)/通の郵送実費かかります。)
- 請求書/見積書/納品書/領収書の作成
- CSV アップロードで一括作成
- 取引先の登録管理
- PDF でダウンロード
- 自動予約作成
- レイアウトやデザイン変更
となっています。
他のサービスと比べて特別優れている点があるわけではありませんが、上記の機能を無料で使えるという点では右に出るサービスがありません。
運営元の OLTA によると、Google の Gmail の位置付けのように有料化する予定はないということなので、フリーランスや副業初心者はまず「INVOY」からはじめてみるのもいいでしょう。
サービス②:請求業務クラウドサポート
「請求業務クラウドサポート」というサービス名だけ見ると分かりにくいですが、クロネコヤマトでお馴染みのヤマト運輸が運営するクラウド請求管理サービス。
無料で使える範囲の主な機能は、
- 取引先は 5 件まで登録可能
- メールに添付して書類を送信
- 請求書/見積書/納品書/領収書の作成
- CSV アップロードで一括作成
- PDF でダウンロード
- 自動予約作成
- レイアウトやデザイン変更
となっています。
有料プランにした場合は、取引先の登録は無制限、FAX 送付(19 円/枚)や取引先からの原本発行依頼(250 円/枚)も受けられるようになります。
またヤマト運輸ならではのシステムもあって、運送契約をしている場合はボタン 1 つで宅急便の送り状も作成できます。
そのため、商品を発送する業務がある場合には欠かせないサービスとなるでしょう。
サービス③:Misoca(ミソカ)
「Misoca(ミソカ)」は、会計ソフト「弥生会計」などで知られる弥生株式会社が運営するクラウド請求管理サービス。
無料で使える範囲の主な機能は、
- 請求書は 5 通まで作成可能
- 見積書/納品書の作成は無制限
- 取引先の登録は無制限
- メールに添付して書類を送信
- CSV アップロードで一括作成(5 件まで)
- PDF でダウンロード
- 自動予約作成
- レイアウトやデザイン変更
となっています。
有料プランにした場合は、請求書郵送(160 円(税抜き)/通)、請求書作成枚数の上限アップグレード、クレカ決済サービスなども利用可能となります。
口座振込をあまり好まないお客様もいるので、決済サービスも利用できるのはビジネスとして強みの 1 つになるでしょう。
また、「弥生会計」などの弥生シリーズを利用している場合は、連携が簡単になるので便利です。
「弥生会計」だけでなく、クラウド会計ソフト「freee」とも連携ができるので、書類作成の幅が広がるでしょう。
サービス④:RaQool(ラクール)
「RaQool(ラクール)」は、シンプルな作りでストレスなく書類作成できるクラウド請求管理サービス。
無料で使える範囲の主な機能は、
- 5 件まで顧客登録可能
- 請求書/見積書の作成が可能
- メールに添付して書類を送信
- 郵送代行サービス(210 円(税込)/通)
- PDF でダウンロード
- レイアウトやデザイン変更
となっています。
有料プランにした場合は、顧客登録が 5000 件までアップグレードされるので、顧客管理としても利用できるようになります。
そして、「RaQool(ラクール)」はプランに限らずユーザー登録が無制限となっているので、複数人で利用したい事業では重宝するでしょう。
サービス⑤:明細AC
「明細AC」は、「イラストAC」や「写真AC」などで知られる AC ワークスが運営するクラウド請求管理サービス。
有料プランはなく、完全に無料で請求書などを作成できます。
使える主な機能は、
- 請求書/見積書/納品書/領収書の作成
- 取引先の登録
- メールに添付して書類を送信
- PDF でダウンロード
- CSV アップロードで一括作成
- レイアウトやデザイン変更
となっています。
昨今は PDF データの受け渡しだけで OK な取引先も増えているので、郵送代行サービスが必要ない人にとっては十分と言えるでしょう。
なにより「明細AC」の特徴は、他のサービスにはないようなオシャレなデザインが多いところ。
「イラストAC」や「写真AC」などを手掛けているだけあって、他とは違った請求書などを送りたい人にはおすすめです。
請求書作成する時に気を付けるべきポイント
どのサービスを使っても請求書を簡単に作成できるのですが、その際にいくつか気を付けるべきポイントがあります。
後々で面倒なことになる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
ポイント①:原本が必要か確認をする
PDF データをメールに添付して送付するだけなら簡単ですが、原本の送付を希望される取引先の方もいらっしゃいます。
どのような状態で欲しいのか、事前に必ず確認するようにしましょう。
原本を希望する取引先が多い場合は、郵送代行を利用できるサービスを選ぶといいでしょう。
ポイント②:振り込み手数料はどちらが負担するか
口座振込の場合は手数料が発生してしまうので、手数料はどちらが負担するのかを事前に確認するようにしましょう。
もし取引先に負担してもらう場合は、請求書にその旨を備考欄などに記載しておくと分かりやすいです。
もしクレカ決済を希望される取引先が多い場合には、「Misoca(ミソカ)」の有料プランにすれば業務効率がアップするでしょう。
ポイント③:源泉徴収税をどう表示するか
業務形態によっては、源泉徴収税を表記しての請求書作成を希望する取引先があります。
源泉徴収税の支払いを忘れてしまうと税金の払い過ぎや滞納などのトラブルを起こすため、請求書には予め源泉徴収税を含めた請求をするといいでしょう。
源泉徴収税が必要か分からない場合は、取引先または国税庁のサイトで確認しましょう。
No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは - 国税庁
エクセルやワードは卒業して請求管理サービスを使おう!
無料で使えるからと Excel や Word を使っている人も多いですが、そもそもこの記事で紹介したクラウド請求管理サービスも無料なので誰でも気軽に利用できます。
しかも、難しい計算も勝手にしてくれますし、顧客管理や売上データも一覧で見れたりするのでとても便利です。
この記事で紹介したクラウド請求管理サービスを最後にもう一度紹介しておくと、
無料で使えるクラウド請求管理サービス 5 選
です。