検索エンジンにおいての話ですけど、記事が読まれるには下記のような条件が必要となってきますよね。
ブログが読まれる条件
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- 検索上位に表示される
- 読みたくなるようなタイトル
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「検索上位に表示される」には年月が必要だったり、記事の内容によって左右される部分なので、ひたすらコンテンツを良質のものにするために頑張るしかないですよね。
そして、もう1つの「読みたくなるようなタイトル」もとても重要な要素で、検索上位に表示されても気になるようなタイトルではないと読んでもらう機会が減ってしまう要因になります。
こんなブログ記事のタイトルはダメ!読まれない5つの例【初心者向けです】の記事では基礎的なタイトルのつけ方を紹介していますが、あくまで「文字」だけのお話。
文字だけの場合は「おっ!読んでみよう!」と思うような心理を使ったタイトルをつけるスキルが必要となってきますが、そもそもパッと見で目立つような「絵文字😀」なんかはどうかと思う人も少なくないと思います。
ということで、ブログ記事のタイトルや文章に「絵文字」を表示させる方法と注意点、そして「絵文字」を使うことで与える影響がどのようなものかを解説していきましょう。
ブログに「絵文字😀」を表示させる方法
ブログサービスや SNS になると、標準で絵文字を入れられるようになっていることが多いので、そんなに困ることはないと思います。
また PC にしろスマホにしろ、「顔」などと入力して変換すると😀😁😂などがズラリと表示されるはずなので、実は誰でも簡単に「絵文字」をブログにも使えるようにはなっています。
WordPress ブログで絵文字を使う方法
WordPress の場合には、ブログサービスと違って標準で絵文字が使えるようにはなっていません。そのため、自分でなんとかして表示させる必要があります。
以前には Native Emoji という便利なプラグインがあったのですが、投稿画面の仕様変更によってか更新されなくなってしまったんですよね。
そのため、セキュリティや互換性の面を考えるとあまり使わない方が良いプラグインとなってしまいました。
とはいえ、WordPress でも「コピペ」で簡単に絵文字を表示させることができます。
絵文字の一覧が見られるサイト
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基本的にはどのサイトを使っても、一覧からコピペしてブログに貼り付ければ「絵文字」は表示されるようになります。
ただ、確実性を取りたい場合には「Let’s EMOJI」にある「HTML Entity」にあるコードを使った方が安心ではあります。(←文字化けする可能性が少なくなるはずです)
「HTML Entity」と書かれている通り、HTML での記述となるのでビジュアルエディターではなくテキストエディターにする必要がありますけどね。
絵文字をそのままコピペした場合には、ビジュアルにしてもテキストにしてもコードに変換されたりすることはないです。
絵文字を使う時の注意点
実は、Google では一時的に検索結果で絵文字が表示されないようになっていたんですけど、2017年に絵文字を解禁したためにタイトルに入った絵文字もしっかりと表示されるようになりました。
SNS などでも当たり前な絵文字ですけど、やっぱり「文字」がズラーっと並んでいる中に「絵文字😲」が現れると、「おっ!絵文字だ!」って単純に思いますよね。
「絵文字」の良さは、その1文字分の絵を見ただけで何を表しているのかが分かりやすいというところ。
「😄」なら楽しいんだなとか、「🐵」ならサルだとすぐに分かりますからね。
ただ、使う時の注意点がいくつかあります。
あまり多く使いすぎない方が良い
絵文字を表示してくれるようになったとはいえ、やはり Google さんは自然な文章を重要視している部分があります。
そのため、あまりにも絵文字だらけにはしない方が得策と言えます。
ただ、絵文字で検索してみると分かりますが、ちゃんと検索結果としてしっかりとアルゴリズムにも組み込まれていることは確認できるんです。
例えば、「🍗」で検索してみるとタイトルに「🍗」が入った youtube 動画がたくさん出てきます。
これは記事のタイトルに「🍗」を使う人が少ないのに対して、動画のタイトルとしては使っている人が多いからでしょうね。
もちろん、「🍗」がタイトルにもないのに検索結果に出てきている記事は、「チキン」について書いてあったりするので関連する語句もしっかりと検索対象になっているということです。
そのため、タイトルに絵文字を入れたいと思った場合には、1個や2個程度にしておいた方が良いでしょう。
ブラウザや端末によって絵が変わってしまう
だいぶ一般的に知られていることではありますが、「絵文字」はブラウザや端末によって表記が少し変わってしまいます。
そのため、見る人によって絵柄が微妙に変わってしまい、自分が使った意図と少し違う意味で取られてしまう可能性がゼロではないんです。
そのため、しっかりと伝えたい部分は絵文字ではなく「文字」を使う方が得策と言えます。
また、古いブラウザなどになると絵文字が表示されないということもあるので、表示されないことも想定して使う必要がありますね。
違う意味として取られる可能性がある
SNS でもそうですが、入力をなるべく少なくするために「省略」や「隠語」として使われる文字ってありますよね。
「絵文字」も同じで、自分が使った絵文字に別の意味もあることを知らずに使ってしまう可能性もあります。
例えば、「🐍」はヘビですけど「二枚舌」という意味で使われていたり、「🍕」はピザですけど「愛しているよ」という意味で使われていたりもします。
その絵文字の裏の意味を知っている人が読むと「どういうこと?」ということになる場合もあるので、使うときには十分な注意が必要ですね。
さいごに
一般的な記事においては、絵文字を使ったタイトルが検索上位に表示されていることは見たことがないような気がします。
とは言え、記事のタイトルに絵文字が表示されているとインパクトがあることに間違いはないですよね。
またいつか Google さんが気分を変えて表示させないようにするかもしれないですけど、チャレンジャーな人は試してみてはいかがでしょうかね。
追記:インデックスされた時の表示
この記事で絵文字を含めたタイトルをつけたんですけど、実際にインデックスされるとこのような感じで表示されていました。
ちゃんと🤔も👍も表示されてますよね。
流石に絵文字についての記事を書くと、他の方も記事タイトルに絵文字を使って解説しているので当然ながら目立ってはいません。笑
ただ、普通の記事タイトルに絵文字が含まれていると、やっぱり気にはなるかもなという感じはしました。
まあ良いのか悪いのかはまだ未知数な絵文字ですけど、実験的には使ってみようかなと考えている次第です。