と困っている人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。
この記事で分かること
- 1000 円達成までに必要な PV 数とクリック数
- ブログ内に配置すべき広告の場所
- 早く収益を達成するために知っておくこと
アドセンスで収益を受け取るまでには3つの壁があって、
アドセンス 3 つの壁
- まずは審査に通る
- 1000 円達成で PIN コードが届く
- 8000 円以上で振り込まれる
を超えていく必要があります。
そのうちの 2 つ目である「1000 円達成」が鬼門で、実はここで挫折してしまう人も少なくありません。
それでは、アドセンス収益 1000 円を達成するまでのロードマップを解説します。
1000 円達成までに必要な PV 数とクリック数
アドセンスの審査に通ってホッと一息つきたいところですが、そのあとの「収益 0 円」が続く日々にモヤモヤする人も多いでしょう。
そうなると、
- どのくらい広告が表示されたらいんだろう?
- どのくらいクリックされると収益が発生するんだろう?
という疑問が湧くのは自然だと思います。
実は PV 数もクリック数も判断基準にならない
アドセンスの収益は、
- インプレッション:広告が表示されること
- クリック:広告がクリックされること
で判断されます。
ですが、どれだけ広告が表示されたのか、どれだけクリックされたのかで収益が決まるわけではないんです。
広告のジャンルによって収益に差が出る
実は表示される広告によって収益に差があって、
- 金融系(クレカ・ローン)
- 投資系(FX・株)
- 転職系
- 保険系
などは1回のインプレッション・クリックの金額が高くなります。
こういったジャンルを「高単価」な広告という言い方をしていて、アドセンスの収益も大幅に増えることに繋がります。
なので、例えばクレジットカードに関する記事などを書くと、「高単価」な広告が表示されて増収の可能性が上がります。
そのため、少ないインプレッションでもすぐに数十円、数百円になることもあるんです。
クリックにおいては、1 回だけで 500 円以上になることもあるので、一概に何インプレッションで、何クリックでというのは参考になりません。
表示する場所と時間によって差が出る
「広告を表示する」とサラッと言いますが、実はどのように表示されているのかもちゃんと計測されています。
その上で知っておきたい単語は、「視認可能率」という言葉。
「視認可能率」は、広告全体が1秒以上もの間ユーザーが見られる状態になっているかという割合になります。
この割合によってアドセンスの評価と収益が変わってきてしまうので、むやみに広告が表示されるようにしてしまうのはよくありません。
「視認可能率」が最も高い場所とされるのは、記事本文の冒頭部、または記事の途中になります。
トップに表示されると一見良さそうな気もしますが、すぐにスクロールされてしまうので、実は「視認可能率」という点ではあまり高くはありません。
そして、一昔前までは記事の最後にと言われていたんですが、本文を読み終わってしまうとすぐに離脱する人が多いので、下部の広告はほぼ見られることがありません。
このことから、「視認可能率」の高い場所にアドセンス広告が表示されるように配置しましょう。
参考記事
数を増やせばいいってものでもない
アドセンス初心者がやりがちなんですが、「数打ちゃ当たる」的な考えで広告をたくさん表示されるように配置する人がいます。
単純に考えれば、数多く表示される方が確率は上がりそうですよね。
でもそんなことはなくて、
- 表示される広告には上限がある
- 多いとそれだけページの表示速度が遅くなる
- すぐにページから離脱されてしまう
というデメリットもあります。
広告を貼ること自体には数の制限はないんですが、ページに対して効果的と判断される広告の数には上限があります。
なので、多くても4個くらいまでに抑えておきましょう。
そして、表示される広告が多ければ多いほど、どの広告を表示させようか Google 側が考えるので、その分だけページの表示速度も遅くなります。
そうなると、広告の表示が多いだけでうんざりするのに、ページがなかなか表示されないのでは読む気もなくなってしまいますよね。
そのため、広告は適度な数を適切な場所に設定するようにしましょう。
自動広告は場合によって注意が必要
アドセンスでは、専用タグを 1 つ設置するだけで「広告掲載の自動化」をしてくれます。
もちろん設定の部分で表示させる場所や数も調整できるので、利用する場合には上記で解説したように調整しましょう。
でも気をつけることがいくつかあって、
- テーマによってはデザインが崩れることがある
- 自動化は手動で配置するよりサイトが重くなる
- 全画面広告を好まない人が多い
ということです。
最大限に収益を高めるための配置や数を自動化してくれているのですが、ページを読み込むときに膨大な情報が送受信されているのでサイトが重くなります。
なので、どの位置に広告を配置したらいいのか分からないときには、一度だけ自動化してみるとおすすめの配置場所が分かります。
アドセンス収益を効果的に上げるロードマップ
アドセンスについて色々と解説してきましたが、最後に収益を効果的に上げる「配置」や「数」、どんな記事にすべきかについてまとめておきましょう。
本文中に 3 から 4 個
視認性の部分でも解説しましたが、アドセンスの収益として効果が高くなるのは「本文中」になります。
なので、人が読んでいく途中でサラッと広告が表示される状態が最も効果があります。
そして、数は多くても 4 個。
コンテンツの長さによって数を変えるといいんですが、
- 記事冒頭に 1 個
- 本文中に 1 から 2 個
- 本文最後尾に 1 個
が妥当です。
「追尾広告」で長時間の表示
スマホでは関係ないですが、PC でブログ本文を読んでいるときに、サイドバーがスクロールしてもずっと追いかけてくるのを見たことがないですか?
このブログでは、「ピックアップ記事」を追尾させるようにしていますが...
この部分を「追尾広告」と言って、アドセンスを表示させることが可能です。
追いかけてくる分それだけずっと広告が表示されることになるので、効果は抜群です。
ただ、それだけ嫌がる人もいるってことを理解しておくことも必要です。
利用中のテーマによっては簡単に適用できる場合もありますが、ない場合はプラグインを使って表示できるようにすることもできます。
「全面広告」でしっかり表示
アドセンスの自動化機能の 1 つでもありますが、ページを遷移する直前に画面全体に広告を表示させることができます。
これはスマホ でも PC でも同じなので、広告を表示させることでは効果は高いです。
ただ、これを嫌がるユーザーもかなり多いことを理解しておく必要があります。
とは言え、Google 自体が推奨している広告表示の仕方ではあるので、積極的に取り入れると収益は上がります。
単価の高い記事を書く
広告のジャンルによって収益に差が出るという話を解説しましたが、記事の内容に連動して広告は自動的に選ばれるようになっています。
なので、どの企業も広告に力を入れないようなコンテンツは、「収益」という観点からは避けるようにしましょう。
あくまで一例ですけど、
- 金融系(クレカ・ローン)
- 投資系(FX・株)
- 転職系
- 保険系
は高単価のジャンルにはなります。
ただ、これらのジャンルはプロブロガーや企業もかなり多くいる激戦区でもあるので、個人であるがゆえの切り口でチャレンジしてみましょう。
ニーズを意識した記事を書く
アドセンスの配置や高単価なジャンルが分かったら、あとは「ニーズ」を意識した記事を投稿していきましょう。
とは言え、よく「日記みたいな記事はダメ」と解説しているサイトもありますが、日記みたいな記事でも「ニーズ」があれば全然問題ありません。
「ニーズ」とは、人が必要としている内容ということ。
人が必要としている情報であればどんな形態でも読まれるので、とにかく「ニーズ」を意識した記事作成を心がけてみましょう。
すると、自然と PV 数も増えてくるので、アドセンス広告の表示が増えれば 1000 円、そして 8000 円と達成することができます。
まとめ:アドセンスで気にするべきは配置と数
以上で、アドセンス収益 1000 円を達成するまでのロードマップを解説しました。
まあ、どうしても他の人がどのくらいで達成したのか、人間なので気になってしまいますよね。
でも実はなんの参考にもならないので、どこにアドセンスを配置すべきか、どのくらいの数を表示させるのかにしっかりとフォーカスしましょう。