「学ぶ」という言葉は「真似(まね)ぶ」が語源と言われている通り、良いと思ったことを真似することで多くのことを発見するキッカケにもなるんですね。
これは「ブログ」にも言えることで、「素敵なブログだな」とか「どんなシステムを使っているんだろう?」と思ったらすぐに真似てみるのが手っ取り早いんです。
とはいえ、読み易い文章だったからコピーしろってことではないですよ。
あくまでブログの「デザイン」だったり「システム面」、「文章の構成」などの話です。
たまにプロテクトをかけている人がいますが、基本的にはサイトで表示されている内容だったりサーバー情報は簡単に見ることができるようになっています。
そのため、「このブログみたいにしたいな」と思ったら、大抵はそのブログを調べて真似をすることができます。
それでは、WordPress のブログにおいてどうやって「真似ぶ」のかを紹介していきましょう。
WordPress のテーマを「真似ぶ」
日頃から気になったことがあれば検索して色んな人のブログを読みますけど、たまにハッとする時があるんですよね。
「このブログの雰囲気、なんか好き!」って。
そう思って使い始めたのが、このブログではサルワカさんが作った「SANGO」というテーマなんですけどね。
もしこのブログの雰囲気を気に入ったのなら、私が「SANGOを使っている」と言っているので「SANGO」を探せば良いだけなんですけど、そう言ってくれていないと困ってしまいますよね。
そんなときは、WordPress のテーマを丸裸にできるツールを使ってみると良いです。
WordPress を使用しているか確認するツール
WordPress のテーマを丸裸にする前に、まずはそのサイトが WordPress を使っているのかどうかを調べないと意味がないですよね。
そんな時に便利なツールが、Chrome や Firefox の機能拡張にある「Wappalyzer」。
「Wappalyzer」を有効にするだけで、そのサイトがどのようなシステムで動いているのかが表示されます。このブログでは、WordPress のマークが表示されていますね。
機能を拡張するだけでシステムが分かるので、これから色々と調べていきたい人にとっては便利なツールです。
[say]そんな CMS あるんだー! とか、最近は Ruby を使っているサイトも増えたなとかも分かります。[/say]
サイトのテーマを確認するツール
基本的に海外のツールということもあって英語がベースになっていますが、気になるサイトの URL をコピペするだけだったりするから簡単です。
WPSNIFFER
まず最初に紹介するのは、Chrome の拡張機能である「WPSNIFFER」。
もしこれを有効にした場合には、WordPress のサイトであり、テーマが何か分かったときだけ「オレンジ色」に反応するようになっているから「Wappalyzer」の追加が必須ではないです。
ちょっと気になるサイトがあって、「WPSNIFFER」がオレンジ色に変わっていたら、マークを押してみましょう。すると、WordPress のテーマ名が表示されます。
isitWP
「isitWP」は、「テーマ」「サーバー」「プラグイン」を丸裸にしてくれるサイト。
WordPress サイトで気になるサイトがあれば、中央に表示されている検索欄に URL を入れて「Analyze Website」のボタンを押せば、色々と教えてくれます。
もし WordPress で作られたサイトではなかった場合には、「Bad news, ○○○.com is not using WordPress.(残念なお知らせ、○○○.com は WordPress を使っていません)」と表示されます。
What WordPress Theme Is That?
「What WordPress Theme Is That?」も「isitWP」と同じように、「テーマ」と「プラグイン」を調べることができるサイト。
>> https://whatwpthemeisthat.com/
こちらではサーバーを調べることは出来ませんが、「isitWP」よりは「プラグイン」を多く検索してくれるような気がします。
どんなプラグインを使っているのか気になった場合には、「What WordPress Theme Is That?」と合わせて「isitWP」も一緒に使うと良いです。
使っているサーバーを「真似ぶ」
デザインも気になるところではありますけど、有名なブロガーさんになるとどんなサーバーを使っているのかも気になってくるんですよね。
「SEOに強いサーバーを使っているんじゃないか」とか「高いサーバーを使っているんじゃないか」など、有名なブログであるがゆえに使っているサーバーも知りたくなる場合もあります。
実際に調べてみると、有名なブログの大半は「エックスサーバー」と「MixHost」なんです。
最近は、「ConoHa WING」もじわじわきてますけど。
憧れのブロガーさんと同じサーバーを使ってみたいと思ったときは、2つの方法のどちらかで調べてみてください。
isitWP
もう 1 度登場した「isitWP」ですけど、先ほどもちらっと「サーバー」も調べられると紹介しましたよね。
「テーマ」と「サーバー」を一緒に調べられて「一石二鳥」なので、「isitWP」を使うのがラクです。
WHOis検索
ドメイン情報などを調べられる「WHOis検索」なんですけど、実はこれでも「サーバー」を調べることができます。
>> https://tech-unlimited.com/whois.html
WordPress の設定をする時に「ネームサーバー」の変更をしたと思いますが、その情報が載っているのでどの「サーバー」を使っているのかが分かります。
「isitWP」では見慣れない「サーバー名」が表示されることがたまにあって、「WHOis検索」の「ネームサーバー」を見てみると「ああー、これね!」ってなることもあります。
さいごに
「子テーマ」を使用しているとどのテーマを使っているのか分からなかったり、「プラグイン」は何を使っているのか表示されないこともよくあります。
ただ1つ言えることは、日本人が運営しているブログの多くは有料の人気テーマが使われいる確率が高いです。
[say]「JIN」「SANGO」「AFFINGER5」「Cocoon」辺りが使われている割合は多いですね。[/say]
実はこれらのツールを使わなくても、ページを右クリックして「ソース」を表示させたら「テーマ」と「プラグイン」がある程度わかるんですけどね。
WordPress を上達させるための近道は、有名ブログから「真似ぶ」。
もし、アクセス数があまり増えないと悩んでいる人がいたら、有名ブログさんに近づいてみてくださいね。