「ブログで稼ぐ=Googleアドセンスの広告を貼る」。
これからブログを始めようとしている人の頭に、まず浮かぶのはこれじゃないでしょうか。記事を書いて、広告を貼って、クリックされたら報酬が入る。仕組みもシンプルで、なんとなくイメージしやすい。
でも、実際に始めようとすると、いきなり大きな壁にぶつかります。
アドセンスの審査です。
「サイトを作った」「記事を数本書いた」「さあ申請だ」——ところが落ちる。理由も教えてもらえない。
修正して出す、また落ちる。これを何度も繰り返して、心が折れてしまう人を私はたくさん見てきました。SNSを覗けば「アドセンスまた落ちた…」というつぶやきが今日も流れています。
正直に言います。アドセンスは、これからブログを始める人にとって、最初の一歩にするには少しハードルが高すぎます。
私はブログを10年以上続けてきて、複数のサイトを運営しています。アドセンスも通してきました。だからこそ、最初の一歩でここにつまずいてほしくないんです。
この記事では、アドセンスがなぜ今そんなに難しいのかを正直にお話しした上で、「文章を書いたことがない」「SEOなんて言葉も知らない」という人が、それでも自分の力で少額でも稼げた、という手応えを最短でつかむための、もうひとつの入り口を紹介します。
先に結論だけ言っておくと、その入り口はアメブロです。意外に思うかもしれませんが、理由を読めば納得してもらえるはずです。
- 大手メディアでWEBライターとして執筆中
- SEO・収益設計を軸に複数サイトを運営
- 10年以上アフィリエイトを実践し、分散型で収益化
- 実務と複数サイト運営の経験をもとに発信

Roy
アドセンスが「最近きつい」のは、あなたのせいじゃない

まず、大前提を共有させてください。
アドセンスの審査が厳しくなっているのは事実です。 あなたの文章力が足りないからでも、センスがないからでもありません。
昔——2015年くらいまでは、無料ブログでもアドセンスに通っていました。ところが今は状況がまるで違います。
具体的に、今のアドセンスで壁になりやすいポイントを挙げます。
① そもそも独自ドメインが必要
無料ブログサービスのサブドメイン(〇〇.hatenablog.com のような形)では、原則として審査を受けられません。審査に臨むには、自分で独自ドメイン(〇〇.com のようなURL)を取得する必要があります。
つまりアドセンスに挑む時点で、
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得する
- WordPressをインストールして初期設定をする
このあたりを最初に済ませておく必要があるわけです。ブログをまだ一度も書いたことがない人にとって、記事を書き始める前のこの「準備」だけで、けっこうな山登りになります。
② 「誰が書いているか」が問われる時代になった
近年のGoogleは、記事の中身だけでなく「そのサイトを運営しているのは誰なのか」「本当に経験のある人が書いているのか」をかなり重視するようになりました。
運営者プロフィール、プライバシーポリシー、問い合わせページ。こうした「サイトとして最低限まともに運営されている証拠」が整っていないと、審査を突破しづらい。始めたばかりの人にとっては、記事を書く以前の”体裁づくり”がまた一段ハードルを上げます。
③ AIで量産した記事は、むしろ落ちやすくなった
ここ最近で大きく変わったのがこの点です。
生成AIで手軽に記事を量産できるようになった反面、「AIで作っただけの、どこかで見たような記事」はアドセンスに通りにくくなっています。
「競合サイトをまとめただけ」「実体験のない一般論だけ」の記事では、収益化の許可が下りにくい。逆に言えば、あなた自身の経験や視点が入った記事でないと評価されない時代になった、ということです。
これは初心者にとって、二重の意味でつらい。準備のハードルが高いうえに、記事の中身にも「あなたらしさ」という深さが求められる。
Royそれでも「稼げた実感」は、なるべく早くほしい
ここで大事なことを言わせてください。
ブログを続けられるかどうかの分かれ目は、才能でも文章力でもありません。「自分の力で、たとえ数十円でも稼げた」という最初の手応えを、心が折れる前につかめるかどうかです。
これは私の実感でもあります。10年続けてこられたのは、早い段階で「あ、これでちょっとお金が入るんだ」という小さな成功体験があったから。
金額の大きさじゃないんです。
“自分の記事で、初めてお金が発生した”という事実が、次を書く力になる。


逆に、いちばんもったいないパターンがこれです。
サーバーを契約して、ドメインを取って、WordPressを整えて、記事を頑張って書いて、いざアドセンス申請 → 落ちる → 修正 → また落ちる → 一円も稼げないまま3ヶ月 → 心が折れてやめる
準備で消耗し、審査で消耗し、成功体験をひとつも得られないまま離脱してしまう。これが本当に多い。
だから私は、これから始める人に順番を変えることを提案したいんです。
「いきなりアドセンスという高い壁に挑む」のではなく、まず低い壁を軽々と越えて、”稼げた”という自信を先に手に入れる。 そのうえで、力がついてからアドセンスに挑戦する。この順番のほうが、続きます。
その”低い壁”として、私がおすすめしたいのがアメブロです。
なぜ「最初の一歩」にアメブロがおすすめなのか


アメブロ(Ameba Blog)と聞くと、「芸能人が使ってる日記サービスでしょ?」というイメージかもしれません。
でも、これから稼ぎたい初心者にとって、アメブロには見逃せない強みがあります。
強み①:収益化のハードルが、圧倒的に低い
アメブロには「Ameba Pick」というアフィリエイトの仕組みが用意されています。これを使えば、Amazonや楽天などの商品を記事内で紹介して、購入されれば報酬が入る。
そしてここが最大のポイントなのですが、アドセンスのような重い審査がありません。
独自ドメインもサーバーもいりません。アカウントを作れば、その日から記事を書いて、商品を紹介して、収益化を始められます。



「準備で消耗する」問題も、「審査で落ち続ける」問題も、アメブロならまるごと回避できるということです。
強み②:何を書けばいいか、迷わせてくれない
初心者がつまずくもうひとつの壁が「何を書けばいいのか分からない」。
アメブロは管理画面(ダッシュボード)が親切で、「こんなテーマで書いてみては?」といったヒントや、書きやすい導線が用意されています。真っ白なエディタと向き合って途方に暮れる、ということが起きにくい。
「まず書く」という習慣をつけるうえで、これは想像以上にありがたい環境です。
強み③:SNSに近いから、検索に頼らなくても読まれる
ここは少し正直な話も含みます。後の「デメリット」でも触れますが、アメブロはGoogle検索にはあまり強くありません。
ただ、それを補って余りある特徴があります。
アメブロはサービスの中にSNSのような仕組み(フォロー、いいね、リブログ、ジャンル別ランキングなど)を持っていて、アメブロという村の中で読者とつながって読まれていく構造になっているんです。
つまり、SEOの知識がゼロでも、アメブロの中でコツコツ交流していけば読者がついてくる。検索エンジンに評価されるのを何ヶ月も待つ必要がない。
「書いた → すぐ誰かに読まれる → 反応がある」というサイクルが速いので、初心者が挫折しにくいんです。
この「アメブロの中でどうポジションを取るか」という考え方は、それだけで一本の記事になるくらい奥が深いテーマなので、別記事で詳しく解説します。
正直に言うと、アメブロにも弱点はあります
ここまでアメブロを推してきましたが、いいことばかり並べるのはフェアじゃないので、弱点もはっきり書いておきます。
弱点①:Google検索に弱い
先ほど触れた通りです。
「〇〇 おすすめ」でGoogle検索の上位を狙って、検索から大量のアクセスを集めて広告で稼ぐ——という王道のSEO戦略は、アメブロには向いていません。
あくまで「アメブロという村の中で読まれる」のが主戦場です。
弱点②:大きく稼ぐには限界がある
アメブロは「最初の一歩」「稼ぐ感覚を身につける場所」としては最高ですが、月に何十万・何百万と大きく伸ばしていくには、やはり独自ドメインのブログのほうが向いています。



弱点③:自分の資産になりにくい面がある
アメブロは、あくまでサービスの中に間借りしている状態です。
規約変更やサービス方針に左右される部分があり、「完全に自分だけの資産」とは言いにくい。この点、独自ドメインのブログは自分の土地に家を建てるようなもので、コツコツ積み上げた価値がまるごと自分のものになります。
——ここまで読んで、勘のいい人は気づいたかもしれません。
アメブロが苦手なこと(検索・金額・資産)は、どれも独自ドメインのブログが得意なこと。
だからこそ、この二つは”どっちが上か”ではなく、“どの順番で通るか”の話なんです。
おすすめの順番:まずアメブロで自信をつけ、次にアドセンスへ


私が提案したいルートを整理します。
審査なし・準備なしで、まず始める。商品を紹介して、たとえ数十円でも「自分の記事で報酬が発生した」という手応えを得る。ここで「書く習慣」と「稼ぐ感覚」を身につけます。
検索に頼らず、アメブロの中で読者とつながって読まれていく。反応がもらえるから、書き続けられる。「どう書けば読まれるのか」を、実地で学びます。
書く習慣と自信がついたあなたなら、あの高かったアドセンスの壁も、もう以前ほど高くは感じないはずです。準備の意味も、記事に”自分らしさ”を入れる意味も、身体で分かった状態で挑めます。
遠回りに見えるかもしれません。
でも、「一円も稼げないまま準備と審査で消耗して辞める」より、確実に前に進める道です。急がば回れ、なんです。
この記事のシリーズでは、この続きとして「アメブロの中で読まれるための具体的な考え方」と、「アメブロで自信がついた人がアドセンスに挑戦するためのロードマップ」を、それぞれ別記事で用意しています。
あわせて読んでもらえると、最初の一歩から次の一歩まで、地続きで見えてくるはずです。
まとめ:壁は、越える順番を変えていい
最後に、この記事で伝えたかったことをまとめます。
- ブログで稼ぐ王道は「アドセンス」だが、今の審査は初心者にはハードルが高い(独自ドメイン必須・運営者の信頼性・AI量産記事は不利)
- ブログが続くかどうかは、心が折れる前に「稼げた」手応えをつかめるかで決まる
- その最初の一歩に、審査なし・準備なしで始められるアメブロは最適
- ただしアメブロはGoogle検索に弱く、大きく稼ぐには不向きという弱点もある
- だからこそ、まずアメブロで自信をつけ、力がついてからアドセンスに挑むという順番がおすすめ
いきなり高い壁を登ろうとして、その手前で力尽きる必要はありません。
低い壁から順番に越えていけばいい。
最初の一歩さえ踏み出せれば、そこからの景色はきっと変わります。













