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Cocoon で最低限必要なプラグインは2つだけ【不要な理由もリストアップ】

2020-08-17

WordPress テーマ「Cocoon(コクーン)」を使い始めたんだけど、使った方が良いプラグインってあるのかな...?

 

そんな疑問にお答えします。
 

 この記事で分かること 

  • Cocoon で最低限導入しておきたいプラグイン
  • 場合によっては使うかもしれないプラグイン
  • Cocoon には不要なプラグインと理由

 

Cocoon は無料の WordPress テーマにもかかわらず、様々な機能が標準でついています。

そのため、一般的によく紹介されているプラグインを使わなくても、標準機能だけで運営できるようになっています。
 

ただ、標準機能だけではカバーできない機能ももちろんあります。

そこで、Cocoon 利用者が最低限導入すべきプラグイン、導入不要なプラグインを紹介しておきます

Cocoon で導入すべきプラグイン


 

WordPress テーマ「Cocoon」で最低限導入すべきプラグインは、実は 2 つだけです。
 

 Cocoon で必要なプラグイン 

  • キャッシュ系プラグイン
  • WP Multibyte Patch

 

では、それぞれを解説しましょう。
 

導入すべきプラグイン①:キャッシュ系

「キャッシュ系」としたのには理由があって、使っているサーバーによって利用すべきプラグインが異なるからです。
 

そもそも「キャッシュ系」のプラグインが必要な理由は、

どろいもん
キャッシュ(以前に訪問した時の情報)を残すことで、ユーザーの情報処理が軽くなり、結果としてページ表示が速くなるからです。

 

なので、SEO の観点から導入しておきましょう
 

LiteSpeed 系サーバーを利用している人

まずは、LiteSpeed 系サーバーを利用している人から解説しておきましょう。
 

自分の契約しているサーバーが、mixhostColorfulBoxJETBOY など「LiteSpeed」を採用したサーバーの場合には専用のプラグイン「LiteSpeed Cache」を導入しましょう。

> LiteSpeed Cache

 

他のサーバーを利用している人

LiteSpeed 系サーバーではない、エックスサーバーさくらのレンタルサーバなどでは、以下のプラグインがおすすめです。

> WP Fastest Cache

> W3 Total Cache

 

他にもキャッシュ系のプラグインはあるのですが、この 2 つは特に安定しているので安心して使えます
 

導入すべきプラグイン②:WP Multibyte Patch

もう 1 つ導入すべきプラグインは、日本語を正しく表示してくれるプラグイン「WP Multibyte Patch」
 

以前は WordPress を日本語で導入すると標準で入っていたのですが、なぜか自分でインストールしなければならなくなりました。

> WP Multibyte Patch

 

ネット上で信号として使われているのが英数字になってしまうので、どうしても日本語に変換をするときに不具合が起きてしまうんです。

それを防ぐのが「WP Multibyte Patch」なので、日本語で記事を書くなら必ずインスールしておきましょう
 

詳しい設定方法などは、WP Multibyte Patchで日本語を最適化【使い方とカスタマイズ方法】の記事で解説しています。
 

場合によっては使うプラグイン


 

上で紹介した 2 つのプラグインは必ず使っておきたいんですが、便利さを向上させたい場合に使うプラグインもいくつか紹介しておきます。
 

 場合によっては使うプラグイン 

  • Akismet Anti-Spam
  • サイトマップ系
  • AddQuicktag
  • Broken Link Checker

 

では、それぞれを紹介しておきましょう。
 

場合によっては使うプラグイン①:Akismet Anti-Spam

Akismet Anti-Spam」は、WordPress をインストールすると入っているプラグインなのですが、記事下の「コメント欄」を使うかどうかで判断します。

> Akismet Anti-Spam

 

「コメント欄」を有効にして交流したいという場合には、スパム対策として必ず導入しておきましょう
 

ただ最近は、交流だけなら SNS などを使った方が簡単なのでほとんどの人は使っていません。

もし「コメント欄」を利用しないのであれば、プラグインは削除しておきましょうね。
 

場合によっては使うプラグイン②:サイトマップ系

記事の更新状況など「サイトマップ(sitemap.xml)」を Google に送信するのが一般的ですが、WordPress 5.5 から送信機能が標準となりました。

詳しい送信方法などは、WordPress を 5.5 にアップデートしてみた【変更や追加項目を解説します】で解説しています。
 

サイトマップ系のプラグインとして、

がよく使われていますが、利用してみたい場合には導入してみましょう。
 

サイトマップ系のプラグインが不要な理由

どのブログでもサイトマップ系のブラグインは必須だと力説されていますが、ほとんどのブログでは不要だとされています。
 

Google さん曰く、

  • 月間数千万 PV 規模のサイト
  • 画像や動画が多いメディアサイト

では、更新日なども含めてサイトマップ機能を駆使して送信した方が良いとのこと。
 

そもそも Google のクローラー機能も向上していて、必要な記事にはちゃんと内容を確認しにいっているのだそうです。

しかも 立ち上がって日が経ってないサイトや弱小サイトは、なおさらサイトマップの送信などを送ってもしょうがいないとまで言っていました。

どろいもん
そう考えると、個人レベルで運営しているブログなんかには、サイトマップ系のプラグインは必要ないってことになりますね。

 

場合によっては使うプラグイン③:AddQuicktag

Cocoon では文字の装飾や吹き出しなどが標準で行えるので、基本的には十分だと思います。
 

ただ、もっと違うボタンを表示したい、なにか違うデザインの見出しを使いたい、という人は「AddQuicktag」が便利です。

> AddQuicktag

 

CSS でカスタマイズした Class 名を設定などをしたら、「AddQuicktag」を活用してみましょう。

どろいもん
ただし、利用する場合には「Cocoon設定 > エディター > Gutenberg」のチェックを外す必要があります。

 

場合によっては使うプラグイン④:Broken Link Checker

ブログを始めて最初のうちはリンクもあまり貼ってないと思いますが、記事が 100 や 200 と増えてくると以前に貼っていたリンクがどうなっているのか把握してられません。

そうなると、いつの間にかリンク先がなくなっていることもあります。
 

そんな時に便利なのが、リンク切れを教えてくれるプラグイン「Broken Link Checker」

> Broken Link Checker

 

もしリンク切れを起こした状態を放置していると、ユーザビリティが下がるということで SEO にも悪影響を及ぼします。
 

外部リンクを貼って他のサイトや記事を紹介するようになったら、利用してみましょう。
 

Cocoon には不要なプラグイン


 

Cocoon では、多くの人が利用したいと思う機能を標準で導入しています。

なので、他の人が紹介しているプラグインを使おうとすると重複してしまうことがあるかもしれません
 

そこで、Cocoon を利用している間は不要なプラグインを紹介しておきましょう。
 

 Cocoon には不要なプラグイン 

  • SEO 系
  • 目次系
  • ソースコード系
  • AMP 系
  • PWA 系
  • 旧エディター系
  • SSL 系
  • 吹き出し系
  • コード縮小化系
  • Lazy Load 系
  • 追尾広告系

 

不要なプラグイン1:SEO系

日本ではなぜか絶大な人気のある「All in One SEO」や世界的に人気の「Yoast SEO」にある基本機能は、Cocoon にもあるので不要です。

SEO 対策となる noindex の選択、Google アナリティクスやサーチコンソールの設定も行えるので、全くもっていらないです。
 

不要なプラグイン2:目次系

ほとんどのテーマでは「目次」を表示したいならプラグインを必要としますが、Cocoon では標準機能なのでいりません。

なので、目次プラグインとして人気の「Table of Contents Plus」などは必要ありません。
 

不要なプラグイン3:ソースコード系

僕もよく CSS や PHP のソースコードを記事内に表示させますが、Cocoon ではわかりやすいソースコード表記ができるようになっています。

なので、よく使われるプラグイン「Highlighting Code Block」などを使う必要はありません。
 

不要なプラグイン4:AMP 系

Google 推奨するスマホ向けの仕組み「AMP(Accelerated Mobile Pages)」ですが、Cocoon であればチェックを入れるだけで簡単に導入できます。

通常であれば、AMP にするプラグインを使って、しかも設定がかなり面倒なんです。
 

でも AMP の導入から画像の設定などの細かい解説などもあるので、無料とは思えない部分の1つですね。
 

不要なプラグイン5:PWA 系

PWA」を簡単に言うと、サイトをスマホアプリのような扱いにできる仕組みのこと。

これも「AMP」と同様にプラグインを使ったりするのが一般的ですが、使う必要がないので便利です。
 

不要なプラグイン6:旧エディター系

WordPress ではブロックエディター(Gutenberg)が採用されていますが、今の投稿画面になったのも実は最近のこと。

そこで、他のブログサービスなどでも一般的なエディターに変更したい人は多いです。
 

そこで「Classic Editor」や「Advanced Editor Tools」がよく使われますが、Cocoon の場合はチェックを入れるだけで簡単にエディターを変えることができます。
 

不要なプラグイン7:SSL 系

画像ファイルなどを一括で SSL 化できるプラグインに、「SAKURA RS WP SSL」や「Really Simple SSL」といったものがあります。

これらの機能も Cocoon ならチェックを入れるだけなので、特に必要がありません。
 

不要なプラグイン8:吹き出し系

このブログ(bryog.com)でもよく登場しますが、「吹き出し」が標準機能となっているのでプラグインは必要ありません。

どろいもん
なので、「LIQUID SPEECH BALLOON」や「Word Balloon」はいりません。

 

不要なプラグイン9:コード縮小化系

人間が見やすいコードとクローラーが読みやすいコードって違うので、クローラー向けにコードを縮小させるプラグインがよく使われています。

例えば「Autoptimize」が代表的なプラグインですが、Cocoon では標準で縮小化させることができます。
 

不要なプラグイン10:Lazy Load 系

画像の読み込みを遅らせて、ページ速度を速くさせる仕組みを Lazy Loading と言います。

人気のプラグイン「BJ Lazy Load」などもありますし、Cocoon でもチェクを入れるだけで対応させることができます。
 

ただ、WordPress 5.5 よりどのテーマでも標準機能となりました

その辺りについても、WordPress を 5.5 にアップデートしてみた【変更や追加項目を解説します】で解説しています。
 

不要なプラグイン11:追尾広告系

PC 表記のみの話ですが、本文を読み進めていく時にサイドバーの一部を追尾させるプラグインがあります。

人気プラグインに「Q2W3 Fixed Widget」などはありますが、Cocoon ではウェジェットで標準機能となっているのでいりません。
 

まとめ:Cocoon はプラグイン 2 つで十分


 

最後にもう1度紹介しておくと、
 

 Cocoon に最低限必要なプラグイン 

  • キャッシュ系プラグイン
  • WP Multibyte Patch

 

です。
 

ついつい色々とプラグインを使ってみたくなるかもしれませんが、余計なプラグインを使うとサイトは重くなるし、更新でエラーが出ると作業が増えてしまいます。

なるべくプラグインは使わないで、楽しくブログ生活しましょう!

  • この記事を書いた人

どろいもん

「副業ベース」は、「副業を成功させたい人のためのベース(根拠地)」をコンセプトに、副業・WordPress・アフィリエイトに関する情報を発信するメディアです。ブログやアフィリエイトに関する情報だけでなく、これから副業を始めようとする人のコンテンツ全般も扱っています。

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