ここ最近、SNSを見ていると妙に目につく投稿があります。
「楽天ラクヨコでアフィリエイト始めたら爆益」 「ラクヨコは今が先行者利益のチャンス」
楽天が新しく始めたプチプラのストアで、アフィリエイトの新しい稼ぎ場ができた。そういう空気になっているんですよね。
Royというのも、2026年9月時点で、楽天ラクヨコは楽天アフィリエイトの成果報酬の対象サービスとして確認できないからです。
この記事では、何が起きているのかを公式の情報をもとに整理します。これからラクヨコで稼ごうと思っている人は、始める前に一度読んでおいてください。
- 大手メディアでWEBライターとして執筆中
- SEO・収益設計を軸に複数サイトを運営
- 10年以上アフィリエイトを実践し、分散型で収益化
- 実務と複数サイト運営の経験をもとに発信


Roy
先に結論
細かい話に入る前に、この記事で伝えたいことをまとめておきます。



ポイントは、ラクヨコが「楽天のサービス」ではあっても「楽天市場のお店」ではない、というところ。
ここを押さえると、なぜ報酬の対象として確認できないのかが見えてくるんですよね。
- 楽天ラクヨコは、楽天市場とは独立した販売チャネルとして運営されている直販のストア
- 楽天アフィリエイト公式ヘルプの「成果報酬の対象となるサービス」の一覧に、ラクヨコの記載はない
- ところが、ラクヨコの商品URLからアフィリエイトリンク自体は作れてしまう
- リンクが作れることと、成果報酬が発生することは別の話
- 現時点では、ラクヨコを成果報酬の対象として扱わないほうが安全
そもそも楽天ラクヨコとは
楽天ラクヨコは、楽天グループが2026年8月25日に開設したオンラインストアです。


ファッションや雑貨、スマホアクセサリー、キッチン用品などのプチプラ商品を扱っていて、価格帯は数百円から。約6万商品からスタートして、順次増やしていく方針とのことです。



使い勝手の面でも、スマホの縦スクロールでSNSを眺めるように商品を見ていける作りになっていて、若い層を意識しているのがよく分かります。
買い物のルールも少し独特で、1回の注文が2,100円(税込)以上でないと購入できず、そのかわり送料は無料。楽天ポイントも貯まりますし、会員登録で500円オフのクーポンももらえます。
そして、ここが今回いちばん大事なポイントなんですが、楽天は公式の発表で、ラクヨコを「楽天市場」とは独立した販売チャネルとして展開する直販のストアだと説明しています。
つまり、楽天が運営しているけれど、楽天市場の中にあるお店ではない。ここを押さえておかないと、この先の話が全部ずれてきます。
なぜ成果報酬の対象として確認できないのか
楽天アフィリエイトというと、「楽天のものなら何でも報酬になる」というイメージを持っている人が多いと思います。
実際、楽天市場の商品だけでなく、楽天ブックスや楽天トラベル、楽天Koboなど、楽天グループのいろいろなサービスが成果報酬の対象になっています。
ただ、それは楽天が「このサービスは対象です」と決めたものだけです。
楽天アフィリエイトの公式ヘルプには、成果報酬の対象となるサービスの一覧が用意されていて、そこに載っていないサービスは対象外という扱いになります。そして2026年9月時点で、この一覧に楽天ラクヨコは載っていません。
楽天市場とは別のストアで、しかも対象サービスの一覧にも名前がない。この2つが揃っている以上、「楽天のサービスだから報酬になるはず」とは考えないほうがいいと思います。
いちばんの落とし穴は、リンクが作れてしまうこと
ここがややこしいところです。
楽天アフィリエイトには、商品ページのURLを入れるとアフィリエイトリンクを作ってくれる機能があります。ここにラクヨコの商品URLを入れると、リンク自体はちゃんと生成されます。
クリックすれば、ラクヨコの商品ページにも飛べる。



でも、リンクが作れることと、そのリンク経由で買われたときに報酬が出ることは、まったく別の話です。
リンクを作る機能は、URLの形を変換しているだけです。そのサービスが成果報酬の対象かどうかまでは判断してくれない。
だから、リンクを貼って、クリックされて、購入されても、最終的に報酬として確定するとは限らないんです。
アフィリエイトを長くやっていると、この手の「作れるけど対象外」というケースには何度か出会います。ラクヨコは、まさにその典型だと思います。
じゃあ、SNSの「爆益」投稿は何なのか
ここは推測も入るので、断定はしません。ただ、アフィリエイトをやってきた立場から、考えられることを書いておきます。
報酬の画面だけでは、どこから出た成果か分からない
楽天アフィリエイトの報酬は、楽天市場を含む複数のサービスから発生します。
「今月これだけ稼げました」という報酬画面のスクリーンショットだけでは、その成果がラクヨコから出たものなのか、楽天市場など別のサービスから出たものなのか、判断がつかないんですよね。
もともと楽天アフィリエイトで稼いでいた人が、たまたまラクヨコの話題と一緒に報酬画面を載せれば、それだけで「ラクヨコで稼げた」ように見えてしまいます。
「稼げる」と発信すること自体が、商売になっている
これはラクヨコに限った話ではないんですが、新しいサービスが出るたびに、「今が稼ぎどき」「先行者利益」と発信する人が現れます。
そして、その発信の先に有料のノウハウやコンテンツが用意されていることも珍しくありません。
この場合、稼げているのはラクヨコのアフィリエイトではなく、「ラクヨコで稼げる」という情報を売ることのほうだったりします。
すべての投稿がそうだとは言いません。ただ、公式に対象サービスとして確認できないものについて「爆益」と言っている投稿を見たら、一歩引いて見るくらいがちょうどいいと思います。
自分で確かめる方法
誰かの投稿を信じるより、自分の目で確かめるのがいちばん確実です。やり方は2つあります。
1. 公式ヘルプの対象サービス一覧を見る
楽天アフィリエイトのヘルプに「楽天アフィリエイトで成果報酬の対象となるサービスは何ですか?」という項目があります。ここにラクヨコが追加されていれば対象、載っていなければ対象外。





2. レポートで、どのサービスから成果が出たかを見る
もし自分でラクヨコのリンクを試しに貼ってみるなら、楽天アフィリエイトの「ショップ別成果レポート」を確認してください。
このレポートでは、楽天市場のショップや楽天グループのサービスごとに、どこから成果が発生したのかを見ることができます。
ラクヨコの名前で成果が確定していれば本物ですし、そうでなければ、報酬はラクヨコ以外から出ていることになります。「なんとなく報酬が増えた気がする」ではなく、どこから出たのかを数字で確かめる。
これはラクヨコに限らず、アフィリエイトを続けるうえで身につけておきたい習慣ですね。
ラクヨコを紹介すること自体は悪くない
誤解のないように書いておくと、ラクヨコの商品をブログやSNSで紹介してはいけない、という話ではありません。
数百円で買える雑貨や小物は、紹介すれば喜ばれる内容です。「2,100円まであと少し足りないときに足せる商品」みたいな切り口は、実際に買う人にとって役に立つと思います。
ただ、それはあくまで読者の役に立つ情報として紹介するのであって、報酬を期待して書くものではない、というだけのことです。
もし収益も考えるなら、ラクヨコで見つけた商品と似たものを楽天市場で探して、そちらを紹介するという手もあります。
楽天市場は成果報酬の対象なので。ただし、その場合は読者にとって本当に楽天市場で買うほうがいいのか、価格や送料も含めて正直に比べるのが前提ですね。
今後、対象になる可能性は?
分かりません。
ラクヨコは始まったばかりのサービスなので、今後、楽天アフィリエイトの対象サービスに追加される可能性は十分あります。
楽天としても、アフィリエイト経由で若い層の集客を増やしたいはずなので、個人的にはいずれ対象になってもおかしくないと思っています。
ただ、公式の一覧に載って、料率などの条件が示されるまでは、「対象になる」と期待して動くのはリスクが高い。公式が発表してから動いても、遅すぎることはないと思います。
この記事は、対象サービスに追加されたことが確認できた時点で更新します。
「稼げる」の前に、「対象か」を見る
新しいサービスが出るたびに、「今がチャンス」という声は必ず上がります。
でも、アフィリエイトで一番もったいないのは、報酬が出ない場所に時間をかけてしまうことなんですよね。記事を何本も書いて、リンクを何十個も貼って、あとから対象外だったと分かる。これほど悲しいことはありません。
誰かの「爆益」より先に、公式の「対象サービス」を確認する。遠回りに見えて、これがいちばん確実な近道です。










