Youtube に投稿する動画を作り始めると、いったい何分の動画を作成するのがベストなのかって気になりますよね?
くま五郎
リョウ
実は先日、エンジニア組織のトップである Cristos 氏が「動画の最適な長さ」について言及していたんですよね。
ということで、Youtube 動画の最適な長さはどれくらいなのか、Cristos 氏が語った内容をまとめておきましょう。
Youtube 動画の最適な長さは?

Cristos 氏によると、Youtube 動画の最適な長さは「満足感」で決まると言っています。
くま五郎
リョウ
Cristos 氏の言う「満足感」とは、どのようなことか深掘りしてみましょう。
平均再生率が1つの目安
Youtube のアナリティクスを見てみると、投稿した動画がどの程度見られているか確認することができますよね。
一覧の中に「平均視聴時間」という項目があって、その横に表示されているのが「平均再生率」になります。

「平均再生率」は、割合が多ければそれだけ長く動画を見てもらえたことになり、逆に少なければ早々に離脱されているということになります。
つまり、早く離脱されたのであれば「満足できなかった」という評価に繋がるってことになりますね。
ランダムにアンケートも実施
Youtube では、視聴した動画のアンケートをランダムに表示させています。

アンケートといっても、「満足感」をいくつの星マークで付けるかだけですけど、「面白い!」「役に立った!」と思ってもらえれば5つの星をもらえることでしょう。
逆に星が1つだけの回答がたくさんだった場合は、「満足できなかった」という評価に繋がるってことになりますね。
たくさんの要素から動画の評価を決めている
視聴した人の「満足感」を測る上で、「平均再生率」と「アンケート」は分かりやすい要素になります。
ただし、たった2つだけの要素を基に評価を決めているわけではなく、他にも何百もの要素から評価を決めているそうです。
分かりやすい要素としては、「コメント数」や「いいね」、「シェア」された数なんかもそうでしょう。
Cristos 氏が言いたいことは、あらゆる面から「満足感」を測っているよってことです。
「満足感」が高くなる動画の長さとは?

Cristos 氏の解説では、「満足感」の高い動画についてこんなことを言っています。
どちらも「満足できる動画」なのであれば、評価は同じではないかと思いますよね。
ここが「人の感覚」の面白いところで、以下の理由で10分の動画の評価が下がる理由になります。
- 10分と短ければ他の動画も見ようとする可能性がある
- 動画が短くて満足できていないと感じる可能性がある
この部分はかなり「習慣」によるものも大きいと思うんですが、形式やジャンルによって「満足できる時間」が左右されますよね。
動画の形式からみる時間
私たちは「習慣」によって時間の感覚が異なっていて、同じ時間の動画だったとしても「形式」によって長く感じたり短く感じたりします。
- 映画:1時間半〜2時間程度
- ドラマ:30分〜1時間程度
- コマーシャル:5秒〜30秒程度
「映画」を見ようと思って見はじめたら、1時間もないような作品だと、たとえ面白い映画だったとしても物足りなくて他の映画などを見ようとするかもしれないですよね。
逆に、1分のコマーシャルなんかが流れると、長すぎてどうにか飛ばせないか考えるんじゃないでしょうか。
動画のジャンルからみる時間
いわゆる「バラエティ番組」では、一般的に30分から1時間程度のものが多いですよね。
そのため、企画モノの動画などをアップする時には、30分とかの動画を投稿する方が15分の動画をあげるより「満足感」があるでしょう。
ただ「子供向け」になるとまた別で、子供は長い間同じものを集中してみることができないので、短めに作ってあげた方が満足する可能性は高いですよね。
また、「ハウツー系」の場合は長いと「不満」がたまってしまう可能性が高いですよね。だって、答えをササっと知りたくて見ているわけですから。
つまり、作成する動画のジャンルが一般的にどのくらいの長さを好まれているのか、そして自分が投稿した動画を解析して知る必要があります。
さいごに
最適な動画の長さについて解説してきましたが、まとめると下記のようになります。
- 視聴者の「満足感」が高いことが重要
- 形式やジャンルによって満足いく時間が違う
- 満足できる動画なら長い方が有利ではある
もちろん、Cristos 氏はこんなことも言っていました。
2分で解説できる動画であれば2分の動画を、30分で視聴者が満足できる内容であれば30分の動画を作成した方が良いってことですね。
自分はどんな長さの動画を Youtube に投稿すれば良いのか悩んでいた場合、ぜひ参考にしてみてください。