WordPress を運営するうえで知っておかなければならない「子テーマ」の存在なんですが、本当に必要なのかと疑問に思っている人もいるんじゃないでしょうか。
結論から言うと、WordPress をある程度使いこなせるようになった人が、PHP をカスタマイズをしたい場合には必要になる可能性が高いです。
ですが、こんな人は全然必要ないです。
子テーマが必要のない人
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- PHP を触るほど WordPress に慣れていない人
- CSS を追加する程度のカスタマイズしかしない人
- 自分でテーマを作れちゃうレベルの人
[/box]
もし上記に当てはなるようであれば、「子テーマ」を作ることがデメリットになるかもしれません。
どうしてデメリットになるのか、「子テーマ」の役割から考えていきましょう。
子テーマは親テーマの更新のためにある
役割を考えていく前に、そもそも「子テーマ」はどういう考えのもと必要なのかとブロガーさんたちは言っているのか考えてみましょうか。
多くの人が揃って言うことは「カスタマイズをするために必要」だと。
それなら、カスタマイズをしようと思わない、デフォルトの状態で基本的に満足するような人であれば「子テーマ」は必要ないんです。
もちろん、やっておけば良かったと言っている人もいます。
でも、それもカスタマイズが必要になってからでも遅くはないです。
CSS の追加なら普通にカスタマイズできる
まずは、「子テーマ」の必要性を説いている記事が書かれた時期を確認してみてください。
古い記事である場合は、まだ CSS が標準で追加・編集できなかったために、カスタマイズのためには「子テーマ」が必要と説明している可能性があります。
WordPress4.7から標準で「追加CSS」から編集できるようになったので、親テーマが更新しても CSS でカスタマイズした内容が消えることがなくなったんです。
[say]親テーマに追加した情報は、テーマを更新すると全て消えちゃうからね。[/say]
そのため、「ボタン」を作ったり「見出し」のデザインを変更する程度の CSS で済むカスタマイズであれば、「子テーマ」を使うまでもないんです。
カスタマイズしないなら「子テーマ」は必要ない
そもそも、今使っているテーマのデザインが気に入っていて、カスタマイズをする予定がないと言う人はなおさら「子テーマ」は必要ないですよね。
「親テーマ」が更新されたとしても、カスタマイズをした設定内容が消えないようにするために必要な「子テーマ」。
カスタマイズをしないような人なら、「子テーマ」を作る作業が増えただけで意味はないです。
上記でも述べたように、CSS も標準でカスタマイズできるようになってしまったので、色を変える程度のカスタマイズであれば役割として「ただあるだけ」になってしまいます。
子テーマのデメリットとメリット
カスタマイズを全くしない人にとって「子テーマ」はデメリットになり、他の人が作ったテーマをいじる場合にはメリットとなる場合があります。
子テーマを使うデメリット
「子テーマ」を使うことによって、多少のデメリットはあります。
だって、それだけ情報が増えますからね。
Google による評価が下がる
単純な「足し算」になりますが、「親テーマ」単独で運営しているのと、「親テーマ + 子テーマ」で運営しているのでは読み込む情報が増えますよね。
PageSpeed Insights を使って「親テーマのみ」と「子テーマを有効」で比べてみると、少しだけ数値が変わってきます。
まずは、「親テーマのみ」。
評価 | |
---|---|
モバイル | 97 |
パソコン | 100 |
次に、「子テーマを有効」。
評価 | |
---|---|
モバイル | 95 |
パソコン | 99 |
ほとんど誤差程度の違いではありますが、「子テーマ」を使っている場合には少しだけ評価が下がっています。
単純に作業量が増える
FTP の扱いに慣れている人からすると、「子テーマ」を作ること自体は 5 分もあれば設置できるでしょう。
ただ WordPress の初心者にとっては、ハードルが高いと感じる人がほとんどじゃないでしょうかね。
FTP を扱う時点でリスクはありますし、簡単とはいえ作業が 1 つ増えることに違いはありませんから。
子テーマを使うメリット
「子テーマ」を使うメリットとしては、「親テーマ」の更新に左右されることなくカスタマイズができるということ。
PHP をイジった場合
自分以外の人が作ったテーマの PHP をイジってデザインやプログラムを変更した場合は、「子テーマ」を使わないと作業が面倒になります。
だって、「親テーマ」が更新されるたびに PHP を追加・変更しなければならなくなりますから。
とはいえ、たまに「親テーマ」がガラッと記述を変えてくると、「子テーマ」では補えない場合もありますけど。
PHP ファイルを増やしたり、関数を変更するようなことが必要になったら、「子テーマ」を作った方がラクです。
さいごに:PHP を触らないなら子テーマは不要
昔から「子テーマ」を作るべきか否か言われていますが、個人的な意見からすると PHP に関するカスタマイズが発生しない限りは必要ないと思っています。
WordPress を始めたら絶対に「子テーマ」を作るべきってのは、ちょっと違うかな〜と。
これから PHP をイジったカスタマイズをするという人は、WordPressで子テーマを作る方法【初心者でも5分もあれば完成】とう記事に作り方を解説しているので、参考にしてみてください。