カッとなって怒って😡いませんか?やってはいけない叱り方5つ【←効果的に叱る方法を解説】

仕事場では上司に、家庭では親に怒られたという経験をしたことがある人は多いと思います。というか、基本的にほとんどの人が経験しているはずです。

前に職場で、「お前は、ろくに鮭も取れないのか!」ってみんなの前で上司に怒られたことがあるね…

くま五郎

りょう

それは、よくない叱り方だね… というか、君は鮭漁の仕事してたのね。

自分の部下や子供が間違えたことに対して、感情のおもむくままについつい怒ってしまったということはありますよね?

でもその直後って、指摘された側は間違いをすぐに正したりするので、カッとなって怒ったことでも一見正しかったかのように勘違いしがちなんです。

しかし実際のところは逆で、長い目で見ると「怒る」ことはデメリットが多く潜んでいます

会社や家庭において、自分がやってはいけない「叱り方」をしていないかをチェックしてみると環境が変わってくるはずです。

「怒る」と「叱る」は別物

「叱る」ときに「怒る」人がいるんですけど、根本的な意味として「よくない言動を指摘する」という点は共通しているので、叱ろうとして怒る人がよくいます。

ただ、「怒る」というのはあくまで「自分の感情」が高ぶっている状態なので、「相手」に伝えることより「自分」が感じたことを伝える状態になってしまうんですよね。

逆に「叱る」というのは、「相手」に正しい道を指南する行為を示しているので、「自分」ではなく「相手」のことを思って「よくない言動を指摘する」ことを言います。

「怒る」と「叱る」の違い
  • 怒る ⇒ 自分がメイン
  • 叱る ⇒ 相手がメイン

そのため、「怒る」と「叱る」を切り離して考えて、正しい方法で「叱る」必要があるんです。

やってはいけない叱り方パターン

正しいし叱り方

どうしても「人間」なので、ついついカッとなって怒ってしまうことはあると思います。

でも、少し意識するだけでも変わってくるものなので、やってはいけない叱り方を自分がしてないかを確認してみてください

大きな声で威圧的に叱る

「なんでそんなこともできないの!!!」みたいに大きな声で怒っている人を見かけるときがありますけど、実は逆効果なんです。

怒られた相手は子供に限らず、大人でも萎縮してしまうもの。怒られた後には言われた通りにするかもしれませんが、他のことでもまた大声で怒られるのではないかと目の色を伺うようになってしまいます。

すると、色んな場面でのびのびと行動することができなくなり、逆にまた間違えたり失敗してしまう原因になります。

大声でまくし立てるように話をすると、全然耳に入って来ないこともあるので、「叱る」時には低い声で淡々と伝えるようにしましょう。

正しい叱り方1
大声を出すのではなく、低い声で淡々と。

人がいる前で叱る

同僚や友達がいる前で、みんなが分かるように怒る人っていますよね。怒っている人は見せしめのつもりや自分の方が上だと誇示したいのかもしれませんが、人がいる前で怒るのは逆効果です

人によっては「恥ずかしい」という気持ちや、みんなの前で怒られたことによる「自分はダメだ」という自己肯定感が失われてしまうからです。

すると、仕事や勉強などを頑張るという気持ちが損なわれてしまう可能性が高くなってしまうからです。

そうなると、また仕事などでミスなどをしてしまい、そのことでまた怒られるという悪循環になってしまいますから。

今目の前で知ったミスだったとしても、同僚や友達がいないところへ移動して指摘してあげましょう

正しい叱り方2
同僚や友達の前ではなく、誰もいないところで。

過去のことや別のことも叱る

「前にもさぁ…」「あのこともさぁ…」と、今指摘されている内容とは違うことを持ち出して怒る人いますよね。これは、今の問題が薄れてしまうので NG です

というのも、あれもこれも持ち出されてしまうと、人って最終的に何を指摘されていたのかが分からなくてなってしまうんですよね。

そのため、過去のミスだったり他の事柄で起こったことを持ち出してしまうと、「またミスしてしまった」感が強くなって今回のミスそのもの印象が薄くなってしまうんです。

大人なら「またそのこと持ち出すの?」と反発する人もいるでしょうし、結果的に何が指摘されていたのか忘れてしまう人も中にはいるでしょう。

子供の場合には、以前のことを持ち出されても覚えていないことなどもあるので、今の問題だけに絞って指摘してあげましょう

正しい叱り方3
昔のことを持ち出さず、今の問題だけに。

人間性を否定しながら叱る

「だからお前はダメなんだよ!」などとその人の人間性を否定した怒り方をする人がいますが、これは子供には逆効果、大人には無意味です

子供にこのような怒り方をしてしまうと、根本的なミスを正すこともできずに自己肯定感だけがどんどん失われていくことになるでしょう。

大人に関しても自己肯定感が失われていく人もいますが、「なんでそんなことを、あなたに言われなければならないんだ!」と反感を買うだけになってしまいますからね。

問題とは関係ない人間性を持ち出さずに、あくまで起こったことのミスだけを指摘してあげましょう

正しい叱り方4
人間性を否定せず、ミスのことだけに。

具体性を表さずに叱る

「ダメなものはダメ!」「そういうものだから」と具体的な理由なしに怒ることは、大人に限らず子供も納得できないので NG です

子供だから、まだ経験が少ないからと具体的な理由を話さないと、結局はまた同じ間違いをしてしまう可能性が高くなってしまいます。

その場では完全に理解できなかったとしても、一定の具体性を持った叱り方をすれば同じような場面でハッと気づくことがあるはずです。

今は難しいと思われる内容だとしても、筋の通った具体性のある指摘をしてあげましょう。

正しい叱り方5
曖昧にせず、具体的に指摘する。

ついつい怒ってしまった時の対応

正しいし叱り方

どんなに普段は物分かりが良いタイプの人でも、タイミングなどによってはついつい怒ってしまうこともあるはずです。だって、人間ですから。

あとで振り返って、「失敗したな…」と思ったらすぐに挽回しましょう

素直に怒ったことを謝る

その時の感情でついつい怒ってしまったことはしょうがないので、気づいたらすぐにでも素直に「怒ったこと」に対して謝りに行きましょう

そこで重要なのは、なぜ怒ってしまったかという理由。

ついつい感情的になってしまった理由が必ずあるはずなので、その理由を添えて、かつ「次は頑張れよ」と後押ししてあげると良いでしょう。

できたことをしっかりと褒める

素直に怒ったことを謝ったあとは、指摘したことが出来た時にはしっかりと褒めてあげましょう

するとただ単に「怒られた」のではなく、ちゃんと見てくれているということを感じてもらえるはずです。また、自己肯定感も増すでしょう。

「やればできるじゃないの!」と、ひとこと声がけしてあげてください。

さいごに

学生の頃から、なぜだか人をまとめたり管理したりするポジションに就くことが多く、どうすれば環境を良くすることができるかなと日々人を見て観察していましたね。

会社でも部下や同僚、学校では後輩や同級生、家庭では配偶者や子供に対して、どのようにして叱れば良いのか。

叱り方1つで場の雰囲気やモチベーション、お互いの信頼関係がガラッと変わってくるので、ぜひ正しい「叱り方」を実践してみてください

子供の叱り方も、あまり良くない方法で続けると自己肯定感や発育に影響があるようなので、叱り方には注意してみてくださいね。

正しい叱り方のまとめ
  • 大声を出すのではなく、低い声で淡々と。
  • 同僚や友達の前ではなく、誰もいないところで。
  • 昔のことを持ち出さず、今の問題だけに。
  • 人間性を否定せず、ミスのことだけに。
  • 曖昧にせず、具体的に指摘する。