WordPressからの送信が迷惑メールに?【WP Mail SMTP で解決】設定手順などを解説

WordPress からのメールが「迷惑メール」になるんだけど、いったいどうしたらいいんだろう…
 

と悩んでいる人もいるでしょう。

そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。

この記事で分かること

 

WordPress でお問い合わせなどを設置している人は多いと思いますが、実はよくて「迷惑メール」に振り分け、最悪の場合はそもそも送られていないことがあります

大事な連絡を見過ごしたり送れていないなんてことが起きないように、しっかりと対策をしておきましょう。
 

それでは、解説をスタートします。

「迷惑メール」になってしまう理由


 

Gmail には「迷惑メール」フォルダがあるので、フィルターが機能したとしても「迷惑メール」フォルダに振り分けられるだけです。

とはいえ、30 日で自動削除されるので、気づかなければ読まれないメールになってしまいます。
 

またメーラーによっては、「迷惑メール」と判断すると受信しないフィルターをかけていることもあるので、そもそも拒否状態になっていることもあります。

「迷惑メール」と判断される条件

「迷惑メール」と思われてしまう主な理由として、

  • メールの内容が空である
  • 個人情報を引き出す恐れのある URL が記載されている
  • 複数のメールサーバーを経由している
  • これまでに送られてきた「迷惑メール」と似ている
  • 送信者のメールサーバとは違うサーバを経由して送信している
  • WordPress では PHP でメールを送信している

などがあげられます。
 

1 から 3 に関しては、普通にメールを作成して送ってれば問題はクリアしますし、4 に関してはもう受け取り手側の問題なのでどうしようもありません。

ただ、5 と 6 がちょっと問題となります

メールサーバーと送信元のアドレスが違う場合

まずは、5 つ目の「送信者のメールサーバとは違うサーバを経由して送信している」という場合。
 

WordPress プラグインを使うと、メールサーバーのアドレスと送信元のメールアドレスが違っていることがよくあります

特に Contact Form 7 では、デフォルトで送信元が <wordpress@◯◯◯◯.com> となっているので、ほとんどの人が送信元とは違うアドレスになっているはずです。

そもそもが WordPress だから「迷惑メール」になる

上記でメールサーバーと送信元のアドレスを同じにすれば解決かと思うかもしれませんが、WordPress ではプラグインで受け取った問い合わせを PHP で処理して送信しています。
 

実は、この PHP で処理されることで「迷惑メール」として認識されやすくなっています

なので、WordPress で問い合わせプラグインを使っている時点で、そもそも「迷惑メール」になりやすい環境になっているということです。

 

そのため、「間違いなく正しいメールサーバーから送られていますよ!」と教えてあげる設定が必要となります。

その設定におすすめなのが、プラグイン「WP Mail SMTP by WPForms」なんです。

WP Mail SMTP の設定手順


 

WP Mail SMTP by WPForms」は、メール送信プロトコル(SMTP)を正して送信してくれる WordPress プラグインです。

なので、設定することで「迷惑メール」として扱われにくくなります。

まずはメールアドレスの準備

一番手取り早いのは、使っているサーバーの WEB メールを使うこと
 

というのも、Gmail を使ってもいいのですが、WP Mail SMTP で Gmail を指定しようとするとこんなアラートが出てきます。

The Gmail mailer works well for sites that send low numbers of emails. However, Gmail’s API has rate limitations and a number of additional restrictions that can lead to challenges during setup.

If you expect to send a high volume of emails, or if you find that your web host is not compatible with the Gmail API restrictions, then we recommend considering a different mailer option.

【訳】Gmailのメーラーは、メールの送信数が少ないサイトに適しています。しかし、GmailのAPIにはレートの制限があり、セットアップの際に問題となる追加の制限がいくつかあります。

大量のメールを送信することが予想される場合や、ウェブホストがGmail APIの制限に対応していない場合は、他のメーラーを検討することをお勧めします。

 

もし利用しているサーバーの WEB メールを利用していないという人は、ぜひこの機会に使ってみてください。

メールアドレスを作成した場合、そのメルアドとパスワードを使って設定するので忘れずに。

WP Mail SMTP を導入する

それでは、まず「WP Mail SMTP by WPForms」をインストールして「有効」にしてください。

すると、自動的に「Setup Wizard(初期設定画面)」が立ち上がります。
 

そしたら、ひとまず「Let’s Get Started →」のボタンを押してください。


 

メーラーを選択する

1 ページ目は、「メーラー」を選択する画面となります。


 

この記事では、「エックスサーバー」と「mixhost」でメールアドレスを作成した場合の手順を紹介するので、「その他のSMTP」を選択してから「Save and Continue」のボタンを押してください。


他のレンタルサーバーで作成した WEB メールでも、基本的に手順は同じです。

メーラーの設定

2 ページ目では、メーラーの紐付けを設定する作業をします。


 

選択・入力が必要となる項目は、

  • SMTP ホスト
  • 暗号化
  • SMTP ポート
  • SMTP ユーザー名
  • SMTP パスワード
  • フォーム
  • 送信元メールアドレス

となっています。

SMTP ホスト


 

「SMTP ホスト」には、サーバーの「ホスト名」を入力します。
 

例えば、

など初期ドメインが「ホスト名」となっていることが多いです。

レンタルサーバーを契約した時のメールに記載されているはずなので、メールを今一度確認してみてください。
 

そして「エックスサーバー」に関しては、契約時のメールか「サーバーパネル > アカウント > サーバー情報」でホスト名が確認できます。

基本的には、「sv◯◯◯◯.xserver.jp」となっているはずです。

暗号化と SMTP ポート


 

この項目は少しややこしいのですが、入力欄の説明に「TLS の使用をお勧めします。」と書かれていますが、「SSL」を基本的に選択します

というのも、「エックスサーバー」も「mixhost」も SMTP ポートの指定が「465」になっているからです。
 

これは、

  • 465 = SSL
  • 587 = TLS

という紐付けになっているので「TLS」を選んで「465」を入力しても、あべこべになってしまいエラーが吐き出されます。

もし他のレンタルサーバーを利用している方も、まずはポートの数字を確認してから「暗号化」と「SMTP ポート」を選択・入力してください。
 

「SSL」を選択すると自動的に「TLS 自動化」がアクティブになった状態で表示が出てくるので、それはデフォルトのまま先に進みます。

認証


 

次に「認証」という項目では、アクティブにしたまま「SMTP ユーザー名」と「SMTP パスワード」を入力します。
 

これは、

  • SMTP ユーザー名:WEB メールのアドレス
  • SMTP パスワード:WEB メールのパスワード

を入力します。
 

自動送信を設定しているなら、noreply@◯◯◯.com とか info@◯◯◯.com とかにしている人は多いかもしれませんね。

フォーム名


 

「フォーム名」には、メールの送信者として表示させたい「名前」を入力します。

企業であれば「◯◯株式会社」とか、サービス系ならそのまま入力してもいいでしょう。

送信元メールアドレス


 

送信元メールアドレス」には、利用するメールアドレスを入力します。
 

と言っても、基本的には SMTP ユーザー名と同じアドレスになると思いますけどね。

そして入力が済んだら、「Save and Continue」のボタンを押してください。

機能の設定

3 ページ目は、「機能」の利用可否を選択するページになります。


 

機能追加は有料プランに申し込む必要があり、デフォルトの機能はそのままでいいので、何もせずそのまま「Save and Continue」のボタンを押して進みます。

メルマガ登録の設定

4 ページ目は、「メルマガ登録」と「情報提供」のページになります。


 

もし WPForms(プラグイン作成元)からメルマガを受け取りたい場合は、メールアドレスを入力してください。

また、利用状況などを WPForms に情報を提供してもいいという場合は、「Yes, count me in」にチェックを入れてあげてください。
 

もし入力等した場合は「Save and Continue」へ、何も入力しない人は「Skip this Step」のボタンを押して進んでください。

基本的には、何も入力せずにスキップで OK ですよ。

有料プランへの勧誘

5 ページ目は、「有料プラン」への勧誘ページになります。


 

「有料プラン」ではメールの履歴などを確認できるようになったりしますが、基本的には必要がないと思うので「Skip this Step」のボタンを押して進んで OK です

テストメールを送信してみる

6 ページ目が表示されたら、これで初期設定が完了となります。


 

そしたら、下部に表示されている「テストメールを送信」のボタンを押してみましょう。


 

すると、テストメールを送信する画面が表示されるので、受け取ってみたいメールアドレスを入力して、「メールを送信」のボタンを押してみてください。


 

テスト送信が成功すれば、「Congrats, test email was sent successfully!」というメールが届きます。


 

WP Mail SMTP by WPForms の注意点


 

メールアドレスのところでも解説しましたが、Gmail を使うのはあまり好ましくないようです。

そして、他にも「WP Mail SMTP」を使う上での注意点があります。

絶対に「迷惑メール」にならないわけでもない

冒頭でも解説しました、「迷惑メール」になる理由はいくつもあります。
 

もし、受取手が「迷惑メール」に振り分けるためのフィルターを設定していて、そのキーワードが含まれていたりすると「迷惑メール」になってしまいます。

また、一度「迷惑メール」に手動で振り分けたメールと似ていたりすると、それも振り分けられる原因になったります。
 

サイト運営者としてはどうしようもない部分もあるので、そこは理解しておきましょう。

メールが届いていることに気づかない

普段使っていない WEB メールのアドレスを設定していると、ついついメールチェックを忘れてしまう場合もあるかもしれません。

確認漏れを防ぐために、普段からよくチェックするメールアドレスに「転送」する設定をしておきましょう
 

ただその「転送メール」も迷惑メールに振り分けられないように、Gmail の場合は「連絡先」に登録しておくと安心です。

まとめ:迷惑メールにならないよう対策しよう

以上で、WordPress から送信されたメールが「迷惑メール」にならないように WP Mail SMTP で対策する方法を解説しました。
 

自分に送るだけならなんとかなりますが、ユーザーに自動送信するようにした場合などはなかなか厄介ではあります。

まあ 100 % 回避することはできませんが、WP Mail SMTP を使ってできるだけ対策するようにしておきましょうね。
 

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