と気になっている人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。
この記事で分かること
検索エンジン Bing は、Microsoft が提供している検索エンジンなので、Windows の製品を購入するとデフォルトで設定されています。
最近は圧倒的に Google 検索が利用されていますが、日本国内においては Bing を利用している人も実は少なくないんです。
それでは、解説をスタートします。
もくじ
Bing Webmaster Tools とは?

こんなことを調べている人ですから、もちろん Google の「Search Console」は知っていますよね?
「Webmaster Tools」は、Bing 検索エンジンのための「Search Console」のようなツールになります。
つまり、
- Bing 検索にインデックスさせる
- Bing に URL を送信する
- Bing の SEO 対策をする
ということができるわけです。
日本国内においては利用率が実が高い
世界的な検索エンジンの利用率を見てみると、今では Google が 9 割以上となっています。

日本国内で見てみると、Google 検索の利用率は 7 割ほどとなりますが、Yahoo! も基本は同じシステムを使っているので、実質的に 94 % ほどというところですね。

ただ見逃せないのは、Bing の 5 % 強という部分。
100 人がネット検索する時に、5 人は Bing を使っているということになります。
もしこれまで「Webmaster Tools」を利用していなかったという人は、ずっと 5 % 分の流入を見逃していたことになります。
ある分野においては非常に強い
もう当たり前のことですが、Windows に関する情報は強いです。
また、ビジネス系の情報も実は強いんです。
というのも、会社で支給された PC のブラウザや検索エンジンの設定を変えずに使う人が多いからなんですね。
なので、Google 検索よりも Bing 検索からの流入の方が多くなるということもあります。
実は Google 検索にも影響を与える
Webmaster Tools を利用してない人も実は多いので、Google で埋もれている記事でも Bing では上位表示されることがあります。
よって、自然検索からの流入も増えれば、被リンクが増えるのにも役立ちます。
なので、結果的に Google 検索にも影響を与えるので、実は Google の SEO にも一役買うことがあります。
リョウ
Bing Webmaster Tools の登録方法

今までに Google の「Search Console」を使ったことがある人であれば、特に説明もなしで登録やサイトマップの送信などもできると思います。
が、もちろん手順を解説してきます。
Webmaster Tools の登録手順
まずは、Bing Webmaster Tools にアクセスします。
そして、「始める」または「サインイン」のどちらかのボタンを押します。

すると「サインインしてください」というポップが出るので、「Microsoft」「Google」「Facebook」のいずれかの ID を使って入ります。

そして「Bing Web マスターツールへようこそ」という画面が表示されたら、どちらかを選択していきます。

Search Console からインポートする
すでに Search Console を導入しているサイトであれば、データをインポートするだけで簡単に完了します。
まずは、左側の「インポート」のボタンを押します。

するとデータの共有についての説明が表示されるので、特に問題なければ右下の「続行」のボタンを押します。

そしたら、Search Console を利用している Google アカウントでログインします。

次に、リクエストを許可するために「許可」のボタンを押します。

すると、すでに Search Console で紐づかれたドメインが表示されるので、Webmaster Tools を導入したいサイトを選択して右下の「インポート」のボタンを押します。

これで、登録は完了となります。
リョウ
サイトを手動で追加する
Search Console を導入していない、または紐付けしなたくないなどの理由がある場合は、「自分のサイトを手動で追加する」の方から手続きをします。
導入するサイトを空欄に入力して、「追加」のボタンを押します。

WordPress などの場合
HTML サイトなどの場合は「BingSiteAuth.xml」をダウンロードして、サーバーにファイルをアップロードすれば OK です。

WordPress などの CMS の場合は、「BingSiteAuth.xml」をアップロードする手順もアリですが、「HTML メタタグ」を使う方が簡単でしょう。
その場合はまず「HTML メタタグ」を選択して、連携用のメタタグが表示させます。
「コピー」のボタンを押したらサイトの <head> セクション内に貼り付けて、Webmaster Tools で「確認」のボタンを押せば完了となります。

はてなブログの場合
「はてなブログ」でも Search Console とすでに連携している場合は、「インポート」からした方が簡単に完了します。
でも、もし別個に導入する場合には、まず「HTML メタタグ」を開きます。
そして、メタタグ内にある content に記載されている英数字だけをコピーします。

<meta name="msvalidate.01" content="ここに書かれている英数字">
そしたら、「はてなブログ」の管理画面を開いてたらメニューの「設定」を開いて、さらに「詳細設定」のタブに切り替えます。

そして下へスクロールすると、「Bing ウェブマスターツール」という入力欄が出てきます。

そこへ先ほどコピーした英数字だけ入れて、また下へスクロールしてから「変更する」のボタンを押します。
そしてまた Webmaster Tools の画面に戻って、「確認」のボタンを押せば完了となります。

サイトマップを送信する手順
「インポート」した場合は不要ですが、手動で作業した場合やさらにサイトマップを追加する場合には「送信」する必要があります。
メニューの「サイトマップ」を開いて、「サイトマップを送信」のボタンを押します。

するとポップアップが出るので、「xml」で終わる URL を送信します。

はてなブログ や通常のサイトの場合
「はてなブログ」や通常のサイトの場合は、
https://ドメイン名/sitemap.xml
という URL になります。
WordPress でも、プラグインの「Google XML Sitemaps」や「All in One SEO Pack」などを使っている場合は、上記の記述になります。
WordPress でプラグインを使っていない場合
WordPress の最新バージョンでは、サイトマップを送信する機能がデフォルトであるので、特に理由がなければプラグインなどは必要ありません。
その場合は、
https://ドメイン名/wp-sitemap.xml
という記述になります。
リョウ
サイトマップが正しく送信されると、サイトマップ詳細の一覧に表示されるようになって、最初のうちは「処理中」などの表記になります。

URL を送信する手順
公開した記事をいち早くインデックスしてもらいたい場合は、URL を送信することで処理を促すことができます。
メニューの「URL 送信」をクリックしたあと、右上にある「URL の送信」のボタンを押します。

すると入力欄が表示されるので、送信したい URL を入れて、右下の「送信」のボタンを押すだけです。

リョウ
まとめ:Webmaster Tools は使っておこう
以上で、Bing Webmaster Tools の登録方法や使い方を解説しました。
実際のところ、Webmaster Tools を使わなくてもインデックスされるようにはなるのですが、検索結果に表示されるまでに時間がかかったり、全てではなかったりします。
ツールを利用すること自体は無料なので、今まで知らなかった方はぜひ導入してみてください。
リョウ